近畿大学医学部の推薦入試の2次試験が12/6(日)に実施されます。私立大学の推薦入試で、1次試験(学科)と2次試験(面接・小論文)に分けて試験を実施する大学は、近畿大学と獨協医科大学、川崎医科大学の3大学のみです。
また、評定平均の基準がなく、他校との併願も可能なため、医学部の推薦入試の中で、近畿大学は一番の志願者を集めます。
近畿大学医学部の推薦入試
近畿大学の推薦入試の1次試験は、11/22(日)に実施されました。選考方法は、書類審査と基礎的な学科試験です。1次試験で合格をしたら、12/6(日)に実施される2次試験を受験します。
近畿大学の1次試験の「基礎的な学科試験」は、英語・数学・理科(物理・化学・生物から1科目選択)の試験ですが、出題内容・分量ともに「基礎的」とは言えないような出題です。1次試験の合格倍率は約13倍もあります。
2次試験では、何に注意をすれば良いのか?
上で述べたように、2015年度までは「1次合格者≒最終合格者」だったために、2次試験に向けての特別な対策は必要ではないようにも思えます。面接試験で意味不明な発言をしたり、ほとんど話をしなかったり、また、小論文で何も答案用紙に書かなかったりしない限り不合格になることはなかったと思います。2016年度もよほどの方針転換がない限り、これまでの方針が踏襲されると思います。
とは言うものの、どのような問題が出題されたか気になる人も多いと思います。メディカルラボで2015年度に近畿大学の推薦入試を受験した生徒の「受験レポート」から抜粋してお伝えします。