2017年度私立大医学部の入試変更点について、入試動向に影響を与えそうな点についてお伝えします。
2017年度 医学部入試 一般・推薦入試の変更点【聖マリアンナ医科大学】
医学部最新受験情報 2016年10月04日
2017年度私立大医学部の入試変更点について、入試動向に影響を与えそうな点についてお伝えします。
2017年度 医学部入試 一般入試の変更点【日本医科大学】
医学部最新受験情報 2016年10月02日
2017年度私立大医学部の入試変更点について、入試動向に影響を与えそうな点についてお伝えします。
2017年度 医学部入試 一般入試の変更点【東京慈恵会医科大学】
医学部最新受験情報 2016年10月01日
2017年度私立大医学部の入試変更点について、入試動向に影響を与えそうな点についてお伝えします。
2017年度 医学部入試 一般・推薦入試の変更点【帝京大学医学部】
医学部最新受験情報 2016年09月30日
2017年度私立大医学部の入試変更点について、入試動向に影響を与えそうな点についてお伝えします。
2017年度 医学部入試 一般入試の変更点【順天堂大学医学部】
医学部最新受験情報 2016年09月28日
2017年度私立大医学部の入試変更点について、入試動向に影響を与えそうな点についてお伝えします。
2017年度 医学部入試 一般・推薦入試の変更点【岩手医科大学】
医学部最新受験情報 2016年09月26日
2017年度私立大医学部の入試変更点について、入試動向に影響を与えそうな点についてお伝えします。
2017年度 福岡大学医学部の推薦入試
医学部最新受験情報 2016年09月24日
2017年度福岡大学医学部の推薦入試は11/27(日)に実施されます。
福岡大学医学部の推薦入試
■福岡大学の推薦入試(A方式)の定員は、30名となっています。この内、10名は地域枠での募集となります。
■評定平均値が3.7以上が必要です。
■一般推薦(A方式)は、現役・1浪が対象となります。
■地域枠推薦は、「九州・沖縄・山口県内の高校出身」または「出願時において、本人または保護者(親など)が九州(沖縄を含む)・山口各県内に居住する者」となっています。
現役・1浪・2浪が対象となります。また、「高校を平成24年3月以降に卒業した者で、大学、短期、大学校、専修学校の専門課程に在学中の者および平成27年3月以降に卒業した者」も受験可能です。
■選考は、英語・数学(ⅠⅡⅢAB)、面接、調査書で行われます。
配点は、英語50点、数学50点、面接と調査書で20点(地域枠は50点)となります。
■2016年度の一般推薦入試(A方式)の結果は、志願者194名で総合格者19名、地域枠推薦は、志願者100名で総合格者10名でした。実質合格倍率は、それぞれ9.8倍、10.0倍で、推薦入試としては倍率が高いです。
2016年度にメディカルラボの生徒で、福岡大学医学部の推薦入試を受験した人達の「受験レポート」の一部を次にまとめてみました。
学科試験の注意点は?
英語と数学のテスト問題が一緒に配布され、2科目を60分で解答しなければなりません。
これまでの試験内容だと、英語を20~25分で解答し、残りを数学の解答時間にする時間配分で臨む準備をする生徒が多かったです。
英語は、長文・文法・発音・語句整序(英作文)の大問4題で構成されていました。
数学は、小問集合・微積の大問2題構成でした。大問2は数Ⅲからの出題が多いため、特に現役生は11月の試験日までには、この範囲を学習しておかなればなりません。
数学は以前と比較すると多少難化傾向にあります。計算量も多いことから、英語を早く解答してから、数学に時間を割く方が良いかと思います。
福岡大学は推薦入試の過去問を公表しています。試験前には、必ず時間を計って英語・数学を一緒に解答してみて、時間配分をどのようにするか考えてから本番入試に臨みましょう。
集団面接試験の内容は?
試験時間:約40~45分
面接官:3人
受験者:6人
討論:各自簡単な自己紹介後に討論を行う。
テーマ:
●女性管理職の増加について
●選挙権の年齢引き下げについて
●高齢者の自動車事故について
●高齢者の孤独死を減らすための医師の役割
●地域医療の問題点と解決策(地域枠受験)
●10年後に医療が抱えている課題と解決方法
●東京一極集中の解決方法
など
推薦入試(A方式)、地域枠入試ともに、最初に各自が1分くらいで自己紹介をします。これは事前によく考えておいて、スムーズに面接官に伝えることができるようにしましょう。
集団討論のテーマは、時事問題を中心とした比較的馴染みのあることがテーマとなります。これまでもその時々で話題となったこと、例えば「iPS細胞」「消費税アップ」「いじめ」「出生前診断」などでした。地域枠は「地域医療」がテーマとなる可能性が高いことも考えておきましょう。
また、討論されるテーマは、2つ以上である場合もあります。
集団討論は、他の受験生とのコミュニケーション力を見るという一面もあり、相手を論破することではありません。面接試験会場に入室する前に、討論を行うメンバーと仲良くなっておいて、司会担当など役割分担を決めてから本番に臨むグループもあったようです。このようなことができれば、いくらかは緊張を和らげてくれると思います。
面接試験は、事前に集団討論形式の模擬面接などで練習を積んでいた方が良いと思います。
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2017年度 産業医科大学の推薦入試
医学部最新受験情報 2016年09月22日
2017年度産業医科大学医学部の推薦入試は12/7(水)に実施されます。
産業医科大学医学部の推薦入試
■定員は、20名以内となっています。全国を3ブロックに分けて、ブロック毎に募集します。
「Aブロック」:10名以内、北海道~静岡
「Bブロック」:10名以内、富山~山口
「Cブロック」:10名以内、九州・沖縄
■「調査書の学習成績概評がAに属する者」。「A」は、一般的に評定平均値の「4.3」を表します。
■現役・1浪が対象となります。
■選考は、学校長の推薦書、調査書、志望理由書、特別活動記録、および小論文、面接を総合して合格者を決めます。
■2016年度推薦入試の結果は、受験者104名で総合格者20名、実質合格倍率は、5.2倍です。一般試験が17.2倍と高倍率であることを考えると、推薦入試の倍率はかなり低くなります。
2016年度にメディカルラボの生徒で、産業医科大学医学部の推薦入試を受験した人達の「受験レポート」の一部を次にまとめてみました。
小論文試験の注意点は?
産業医科大学の推薦入試は、センター試験の受験が免除されています。それだけに、小論文試験と面接試験は非常に大切になります。
小論文試験の問題は大学で公表しているので、過去問対策をしっかりとやっておきましょう。
今までは、試験時間120分で、英文を読んで設問に答える問題1題と、日本文を読んで同じく設問に答える問題が1題の合計2題が出題されています。
日本文は、2015年度までは数学に関係する内容でしたが、2016年度には生物に関する内容でした。
試験時間120分にしては問題の分量が少し多いようで、過去問などを使って十分な練習を積んでいない受験生にとっては時間が不足した可能性があります。
面接試験の内容は?
面接形式:個人
試験時間:約30分
面接官:3人
受験者:1
主な質問内容:
●なぜ産業医科大を受験したか
●産業医科大学の修学資金について
●なぜ産業医になりたいか
●地元で産業医として働けるところはどこか
●ストレスを感じたときにどうするか
●リーダーの経験はあるか
●震災後の東北にの医療について
●最近の産業医のニュースは何か
●iPS細胞とは何か
●日本は難民の受け入れをどうすべきか
●シリアの大統領の名前は
●ロシアの大統領の今とその前の大統領の名前は
●MERS以前に流行した伝染病は何か
●数年前にクラゲから発見された光るたんぱく質の名前は
など
個人面接にしては、試験時間が約30分と少し長いこともあり、志望理由などの一般的な質問から、時事問題や一般常識まで様々なことを質問されると思います。
日頃から勉強だけでなく時事問題などにも気を配っているか、また、将来は本当に産業医として立派な医師になれるのか、面接を通してみているのでしょう。
面接官の中には30分の時間の中で、和やかな時と厳しい雰囲気の時を織り交ぜながら面接試験を行なう人もいたようです。
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2017年度 久留米大学医学部の推薦入試
医学部最新受験情報 2016年09月20日
2017年度久留米大学医学部の推薦入試は11/19(土)に実施されます。
久留米大学医学部の推薦入試
■久留米大学の推薦入試の定員は、一般推薦が約10名、地域枠推薦が約15名となっています。併願可能ですが、合格はどちらか一方のみとなります。
■一般公募も地域枠も、評定平均は3.8以上の現役・1浪が対象となります。
■地域枠推薦は、出身高校や居住地による制限がないために、全国から受験可能です。
■学科試験
基礎学力テスト(英語)60分
基礎学力テスト(数学ⅠⅡAB)60分
小論文 60分
面接
2016年度の一般推薦の結果は、志願者90名で総合格者10名、地域枠推薦の結果は、志願者83名で総合格者15名でした。
2016年度にメディカルラボの生徒で、久留米大学医学部の推薦入試を受験した人達の「受験レポート」の一部をまとめてみました。
基礎学力テストの内容は?
推薦入試は一般公募と地域枠は同じ問題です。過去問を公表しおり、毎年ほぼ同じ形式で出題されています。推薦入試の過去問だけでなく、一般入試の過去問を解くことで対策ができます。
ここでは、生徒が受験した感想をお伝えします。
英語:「英単語が難しい」「時間が足りない」の2点を、受験した多くの生徒が言っていました。また、あらかじめ問題を解答する順番や時間配分を考えていた方が良いと言う人もいました。設問別では、大問2の「語句整序」に手間取っていた生徒も多かったようです。
数学:これまでは、一般試験と同様に基礎レベルを超えた問題が多かったですが、かなり易化したようです。この傾向は今後も続く可能性があります。生徒のレポートでも、基本的な問題でたくさんの演習をして試験に臨めば良いとのことでした。
小論文はどのような出題なのか?
2016年度は「医療と介護の連携」というテーマが与えられ、これについて自分の考えを800字にまとめるものでした。試験時間は60分なので落ちついて考えれば、時間的には十分だと思います。
過去に出題されたテーマ
2015年度:「理想の医学教育とは」
2014年度:「理想的なチーム医療のあり方」
2013年度:「医師たるもののあるべき姿」
2012年度:「医師に求められる資質」
面接試験でも同じような内容を質問される可能性があるので、テーマとしては、それほど難解なものはありません。
面接試験は?
面接試験は、個人面接で行われます。面接官は3人、面接時間は約10分です。
主な質問内容:
●久留米大学受験の理由
●医師に向いている理由
●自分の長所・短所
●人と接する上で大切なこと
●今まで読んだ本で感動した本
●地域枠の条件(地域枠受験者)
●地域医療であなたがやりたいこと
●理想の医師像
など
久留米大学の面接試験での質問内容は、非常にオーソドックスなものが多いだけに、答えることができて当たり前だということを忘れてはなりません。
また、地域枠を受験する場合には、久留米大学地域枠の「条件」を募集要項やホームページで確認しておきましょう。
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