2017年度私立大医学部の入試変更点について、入試動向に影響を与えそうな点についてお伝えします。
金沢医科大学の入試変更点はここに注意!
「地方試験会場」の廃止
一般入試の1次試験会場で、仙台会場が廃止となりました。
2017年の試験会場は、本学・東京・大阪・名古屋・札幌・福岡となります。
ここがポイント!
下記の表は、2016年度の金沢医科大学の会場別志願者数です。これを見ると明らかに仙台会場は志願者数が少ないことが分かります。志願者が48名であることを考えると、影響は一部の志願者に限定されます。
仙台には2016年度に新設された東北医科薬科大学もあり、国公立大の併願者はこちらを受験した人も多かったのではないでしょうか。
また、私立大の受験をメインに考えている受験生は、他大学との併願も考えて、東京に滞在することを前提に、受験スケジュールを立てることから仙台会場での志願者が少ないのでしょう。
同じように石川県近隣の受験生も私大受験を中心に考える受験生は、東京に滞在するため志願者が少ないのでしょうが、それにしても本学の55名は少なすぎると思います。
会場 | 本学 | 東京 | 大阪 | 名古屋 | 札幌 | 仙台 | 福岡 |
志願 者数 |
55 | 1653 | 887 | 330 | 85 | 48 | 530 |