藤田保健衛生大学の前期2次試験は、2/3(水)か4(木)に実施されます。
「サクラサケ!」大学受験物語~名門大、医大・・・難関に挑む人々~(修正版)
合格するための進路指導 医学部入試の第一歩 2016年01月21日
BS Japan の情報ドキュメンタリー番組で、医師の夢を叶えた人や、医学部合格をめざして日々奮闘する受験生の姿が放映されます。(未定分の放映時刻が決定となりました。)
「サクラサケ!」大学受験物語~名門大、医大・・・難関に挑む人々~
合格するための進路指導 医学部入試の第一歩 2016年01月12日
BS Japan の情報ドキュメンタリー番組で、医師の夢を叶えた人や、医学部合格をめざして日々奮闘する受験生の姿が放映されます。
「医学部への道」~ 保護者が語る医学部合格の秘訣 とは?~
合格するための進路指導 医学部入試の第一歩 2016年01月06日
医学部受験は、受験生本人だけではなく保護者も含めた家族全員の挑戦かもしれません。「保護者が語る医学部合格の秘訣」がBS12で放映されます。
私立大医学部の試験会場の有効利用と諸注意!
合格するための進路指導 2015年11月03日
メディカルラボの受験生の場合、私立大学専願者の場合には、10校~12校くらいの医学部に出願をします。ところが、関東地方以外に在住の場合には、どのようにすればよいのかをお伝えします。
2016センター試験の出願状況と医学部入試
合格するための進路指導 医学部最新受験情報 2015年10月29日
2016年度大学入試センター試験の出願状況は、既に発表されています。「少子化」という言葉に反して、ここ数年はセンター試験の受験者は増加しています。
出願総数は対前年で23,319人増加
2016年度のセンター試験の出願状況が、発表されています。
■10/9(金)17時現在・受付最終日。[ ]内は2015年度の数。
出願総数 531,880人 [508,561人]
【内訳】
高校卒業見込者 446,121人 [424,449人]
高校卒業者等 85,759人 [ 84,112人]
出願総数は、昨年より23,319人増えて、531,1880人(対前年105%)となりました。内訳をみると増加人数の多くは、現役生だということがわかります。
これは最終の人数ではありません。郵送の場合は10/9(金)消印有効となっているため、最終的に志願数は増加します。確定志願者数は、12月上旬に大学入試センターから発表されます。
センター試験受験者のうちの医学部受験者の動向は、国公立大学(前期)とセンター利用私大の医学部受験の志願者数に表れます。
個別にみていくと、大学ごとに志願者が増えた大学・減った大学がありますが、センター試験受験者の増加とは反対に、医学部志願者は減少しています。
一番の原因はあまりにもボーダーラインが上昇したために、受験を諦めた人が多かったのではないでしょうか。大手業者が実施しているセンター試験の自己採点結果(理系5教科7科目・900点満点)をみると、明らかに得点率90%(810点)以上の人が増えています。
つまり医学部志願者は減っていますが、医学部を狙える高得点者は増えてえているために、医学部が難化傾向にあることに変わりません。
センター利用私大の医学部受験
私立大学のセンター利用入試は、2016年度は私立大学全30大学の中で、次の16大学で実施されます。
獨協医科大学・埼玉医科大学・杏林大学・順天堂大学・昭和大学・帝京大学・東京医科大学・東海大学(2016より新規)・愛知科大学・藤田保健衛生大学・大阪医科大学・関西医科大学・近畿大学・兵庫医科大学・産業医科大学・福岡大学
センター試験において、「国語」が受験科目になかったり、「国語」から古典分野を除いていたり、また、「地歴・公民」に関しては、半数以上の大学で受験の必要がありません。つまりは、国公立大学志願者だけでなく、私大専願者も受験可能だということです。
センター利用私大の定員は、一般入試と比較すると少ないめ、倍率が高いのではと思うかもしれませんが、そうでない大学もあります。次の大学は、「一般入試」と「センター利用入試」の実質倍率(受験者/総合格者)が、あまり変わらない大学です。
* [ ]内は、[ 一般入試実施値倍率:センター利用入試実質倍率 ]
獨協医科大学[17.6:18.6]、愛知医科大[9.2:11.9]、
兵庫医科大学[12.7:5.4(後期)]、福岡大学[16.3:14.8]
埼玉医科大学、杏林大学、順天堂大学、東京医科大学、大阪医科大学、関西医科大学、近畿大学については、総合格者を非公表としているため、実質倍率はわかりません。中には倍率の低い大学もあると思います。
12月頃から、私立大学は願書の出願が始まります。一般入試だけでなくセンター利用入試を実施する私立大学の出願も一緒に検討してみてください。
医学部面接試験の重要性(その4)
合格するための進路指導 2015年10月27日
面接試験の重要性(その3)に引き続き、今回はほぼ全ての面接試験で質問される内容についてお伝えします。
医学部「面接試験」で一番質問される内容
前回(その3)では、医学部の面接試験で問われる内容を大きく次の2つに分けました。
①ある程度の知識(主に医療関連)が必要で、そのうえで自分の考えを述べるもの
②一人ひとりの答が違うもの・正解がないもの
面接試験で一番質問される内容で、合否に大きな影響を与える可能性の高いものは、②の内容だと思います。では、具体的にお話しします。
医学部面接試験の重要性(その3)
合格するための進路指導 2015年10月26日
前回(その2)では、医学部の「面接試験」で求められることをお伝えしました。今回は、面接試験の中で、面接官から具体的に質問される内容についてまとめてみました。
医学部「面接試験」で質問される内容
前回(その2)で、医学部の面接試験は他学部とは違い、「医学部入学≒医師≒就職」であり、医師の仕事が命にかかわるために、非常に重要視されることを説明しました。
では、どのような内容が質問をされるか?大きく分類すると次の2つになります。
①ある程度の知識(主に医療関連)が必要で、そのうえで自分の考えを述べるもの
②一人ひとりの答が違うもの・正解がないもの
①は、例えば「地域医療」「少子高齢化」「認知症」「安楽死」「臓器移植」「再生医療」など、新聞やテレビのニュースとして取り上げられることが多く、かつ、これから医師になろうと考えている人は関心を持っていいなければならないことです。
これらは、最低限度の内容把握ができたうえで、かつ、与えられたテーマに対して自分自身がどのように考えているかを面接官に伝えることができなければなりません。これは面接試験だけでなく、小論文試験のテーマとしても出題されています。
メディカルラボの面接対策授業や小論文対策授業では、下記のようなテキストを使用します。『医系用語集』は時事通信社と共同で作成しています。2015年度版には「STAP細胞問題」や「新専門医制度」など、最新の用語も取り上げています。一番大切なことは、医系用語の知識ではなく、自分がどのように考えるかを相手に的確に伝えられるかで、メディカルラボの授業では、完全個別授業でこれらの対策を行います。
さて②は「一人ひとりの答が違うもの・正解がないもの」です。
ここで質問されるトップ2は『本学志望の理由』と『医師をめざす理由』です。
これは簡単な質問のように思えますが、実はこの質問に満足な返答ができる受験生が非常に少ないように思えます。この他に『地域医療について』もよく質問されています。
面接試験では、他の受験生よりも面接官を驚かせるような『本学志望の理由』や『医師をめざす理由』を返答できる受験生が高評価を受けることが多いと思います。
次回は、②の「一人ひとりの答が違うもの・正解がないもの」の詳細についてお伝えをします。
医学部面接試験の重要性(その2)
合格するための進路指導 2015年10月25日
(その1)では、面接試験が学科試験と同じくらい重要で、合否に影響を与えるものだということをお伝えしました。今回は、面接試験で求められることをお伝えします。
医学部「面接試験」で求められること
面接試験での基本的なこと(入室・退室、着席、敬語の使い方、服装など)は、医学部入試だからといって特別なことはありません。他学部の面接試験で求められることと同じです。
医学部は特別な学部です。これは「医学部入学≒医師≒就職」だからだと思います。医学部は、医師としての資質や適性がない人にとって、せっかく難関を突破して医学部に入学しても、6年間の学生生活はつらいものとなります。私立大学だと学費も高額です。医師以外の職業を希望しても、就職試験に有利に働くとは限りません。
「面接試験」で面接官は、受験者の将来の医師としての姿まで判断しなければなりません。
下の表は、面接試験で求められることを体系的にまとめています。(ここでは、面接試験とよく似た「小論文試験」についても掲載しています)
「面接試験」では、表の上部にあるように「医療従事者としての適性」を判断されます。「思考力」「判断力」「推理力」「解決能力」は、医師だけでなく他の職業でも必要とされます。しかし、医師は患者さんの命にかかわる仕事です。手術中には、瞬時に様々な判断力が必要とされます。また、診察に訪れた患者さんを不安にしてはなりません。
併せて近年は、「コミュニケーション能力」「性格・人格」「言葉遣い・表現力」なども求められます。『インフォームド・コンセント』や『セカンド・オピニオン』が一般的となってきている現在、医師と患者さんとの間の意思疎通がとても重要になっています。医学部は大学生活が最低6年間あります。その期間は先生や同級生、先輩、後輩とともに良好な関係を持って、切磋琢磨しなければなりません。卒業後の母校とのつながりも大切です。
そのようなこともあり、私立大学の中には、一定期間、寮生活を送らなければならない大学があります。岩手医科大学・自治医科大学・順天堂大学・昭和大学・川崎医科大学が寮生活を必須としています。
次回は、面接試験で、面接官から「具体的に質問される内容」についてお伝えします。
医学部面接試験の重要性(その1)
合格するための進路指導 2015年10月23日
医学部入試で他学部の入試科目と異なることの1つとして、ほぼ全ての大学で「面接試験」が課されます。国公立大医学部でも「面接試験」が重要視されており、2021年度から予定されている新しい入試制度に向けて、今後は各大学ともより「面接試験」に力を入れる傾向にあります。