メディカルラボの受験生の場合、私立大学専願者の場合には、10校~12校くらいの医学部に出願をします。ところが、関東地方以外に在住の場合には、どのようにすればよいのかをお伝えします。
入学試験は、本学以外でも実施される!
私立専願の場合、12校ほど受験するとしたら日本全国の医学部が受験対象校となります。関東在住の受験生ならば、ほぼ全私立大学の中からさまざまな大学を選択して関東圏内で受験できます。
では、関東地方以外に在住の場合には、どのように考えたらよいのでしょうか?
実は私立大学は、本学(大学がある場所)以外でも、多くの場所で試験会場を設けています。
下の地図は、『2016年度用全国医学部最新受験情報』のP21からの抜粋です。
これを見ると、関東在住ならば1次試験受験に関しては、全私立大学30校中、29大学の受験が可能です。受験が出来ないのは岡山県にある川崎医科大学のみです。新設の東北医科薬科大学も東京都内で受験可能です。
ただし、関東在住であっても、朝の通勤ラッシュや事故などによる公共交通機関の遅れなどを考えて、試験会場の近くにホテルを予約する受験生も多くいます。また、栃木県にある獨協医科大学などは、都内からも遠いために大学の近くにホテルを取ることが多いです。
関東地方以外では、愛知県で10大学、大阪府で11大学、福岡県で12大学の医学部を受験できます。地方在住の場合には、関東か愛知県、大阪府、福岡県の4ヶ所のどこかを中心に受験スケジュールを組むことができます。
ただし、関東以外では受験校が限られることから、数日間はどうしても関東で受験しなければならいようです。関東在住以外の人は、次の3つのいずれかになります。
・東京を中心に考える
・愛知、大阪、福岡のどこかと東京を組み合わせる
・愛知、大阪、福岡のどこかを中心に考える
ホテルの予約は早く!
ここ最近は、海外から大勢の旅行者が日本に訪れるため、ホテル不足が深刻化しています。私も入試情報の講演をするために日本全国へ足を運びますが、特に東京や大阪はホテルが予約できずに困っています。1ヶ月前でも何かの行事と重なると予約ができません。例えば「嵐のコンサート」など人気グループのコンサートも要注意です。
メディカルラボでは、遅くても11月中に生徒全員の受験スケジュールを決定して、ホテルの予約までアドバイスをしています。
まだ、受験校を決めていない人は、先ずは早期に決定しましょう。そして、ホテルの予約も早くしましょう。
昨日、メディカルラボ立川校の校舎長と話をしたのですが、都内で受験する場合でも立川校の多くの生徒は既に都内のホテルの予約をしているとのことです。例えば「五反田TOCビル」(品川区)を試験会場にしている私立大学が多くありますが、既に11/1の時点で、試験会場から近く手ごろな料金のホテルは空室が少なくなっているようです。
受験校を決定していない人は、とにかく早く受験校を決定してください。そして、ホテルの予約も忘れずに!