11月になりました。12月になると多くの私立大学で一般入試の出願が始まります。私立大学の1次試験の実施は、センター試験終了の翌々日、1/19(火)の愛知医科大学から始まります。そして1月末までに19大学で1次試験が終了します。
私立大学医学部の1次試験日程、ここが注意!
私立大学を受験する人は、そろそろ受験校を決定して募集要項や願書を入手する時期となりました。12月からは出願が始まります。特に私大専願者は、10校以上受験する人も多くいます。願書を記入するだけでも、かなりの時間が必要となります。医学部については「志望動機書」などを記入しなければならない大学も多くあり、他大学よりも一層の労力が必要です。
先日は「ネット出願」についてブログで特集をしましたが、予想以上の反響に驚きました。これは、初めて体験する人が多いからだと思います。
何事も余裕を持って準備を進めることが大切です。
受験校を決める際のポイント!
2016年度の私立大学の一般試験の入試日程は、ここをご覧ください。
この表は、1月と2月に行われる医学部の入試日程(私立は1次試験のみ)をまとめています。ここでのポイントは次の通りです。
①センター試験が終了した翌日は多くの受験生が自己採点を行い、その翌日の1/19(火)より愛知医科大学の試験が始まります。愛知医科大学の試験会場は、本学(愛知)の他に、東京、大阪、福岡で実施されますが、これ以外の地域に在住で愛知医科大学を志望する場合は、移動時間が発生するので注意が必要です。
②1/24(日)は、3つの大学で試験日が重複しています。埼玉医科大学[前期]は東京会場のみ、川崎医科大学は岡山の本学のみで試験を実施します。近畿大学は、本学(大阪)、東京、名古屋、広島、福岡で実施します。
予想ボーダーライン偏差値は、埼玉医科大学[ss62.5]、近畿大学[ss67.5]、川崎医科大学[ss65.0]です。
入試問題の難易度は、入試科目(英・数・理)を総合して考えると、近畿大学が他の大学より少し難しいようです。
これらのことを踏まえて、受験校を決定しなければなりません。
③1/30(土)も、3つの大学で試験日が重複します。試験会場は、獨協医科大学・北里大学ともに本学のみで実施します。関西医科大学は、大阪、東京、名古屋、福岡で実施します。
予想ボーダーライン偏差値は、獨協医科大学[ss62.5]、北里大学[ss62.5]、関西医科大学[ss70.0]となっています。
入試問題の難易度は、それぞれの大学で科目ごとに特徴があるため、何ともいえません。
④一般的には、試験日が重複する大学数が多いほど、受験生が分散するために各大学で志願者倍率は低くなる可能性があります。逆に、2016年度は、藤田保健衛生大学[前期]は、1/23(土)に単独で試験を実施、かつ本学以外に試験会場を設けいてるので、昨年以上に志願者が多く集まり、倍率も高くなることが予想されます。
最低限、これらのことを考えて受験校を決定しなければなりません。
メディカルラボでは、これに加えて生徒の学力状況と大学の過去問との相性をみて、もっとも合格に近い大学を受験校として考えます。(メディカルラボでは、これを「マッチング指導」といいます。)これも、メディカルラボが、完全個別授業だから可能となっています。
次回は、2月の試験日程について解説をします。