東邦大学医学部の1次試験は1/27(水)に実施されます。
今回は、一般試験の対策や注意点についてお伝えします。
東邦大学医学部の受験はここに注意!
東邦大学医学部の1次試験日は1/27(水)で、杏林大学医学部の2次試験と重複します。
1次試験会場は、東京(五反田TOC)で実施されます。
英語と数学のチェックポイント!
[英語]
2015年度に出題された英語の分析を見てみましょう。
[全体の難易度]:標準
[前年との難易度の変化]:易化
[時間に対する分量]:適量
[設問別の分析]
2015年度は語数こそ大きく変化しませんでしたが、読解問題が2014年度の5題から4題へ減少し、その替わりに文法問題が出題されました。そのため解答しやすくなり易化しました。設問内容で特徴的な点として、同意語や同意表現に関する出題が他大学より多いことが挙げられます。その他の特徴は、語句の空所補充が多いことと、医療系単語が注釈なしで長文中に頻出する点です。これらの特徴を考慮すると、受験レベルの英単語はもちろん、最低限度の医療系単語くらいはしっかり覚えておく必要があります。
読解問題の英文素材は、「科学系」「医療系」が中心となります。過去問を過去5年分ほどは解いてみて、東邦大学の英文に慣れておきましょう。また、ここ3年は発音問題が大問として出題され、発音とアクセントを合わせて10題も出題されています。しっかりと対策をしておかなければなりません。
[数学]
2015年度に出題された数学の分析を見てみましょう。
[全体の難易度]:やや難
[前年との難易度の変化]:変化なし
[時間に対する分量]:多い
[設問別の分析]
全問小問で、幅広い分野から出題されています。標準的な問題が中心ですが、誘導はないので確実な実力をつけておかないと解けない良問が多いです。計算量も多くじっくり考える時間はないので、定型的な問題は短時間で解けるようにしておく必要があります。迅速かつ正確な計算力も必要です。試験では、取れる問題から確実に解いていくのがよいでしょう。思考力を要する問題には、記述式の問題で解答の道筋を立てる練習をすることで対策ができます。特に、過去問は、時間を計って解答するようにしましょう。
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別の機会に面接試験と小論文試験を解説予定です。