志望校や受験校を決定する際には、いろいろな要素を加味して最終決定をすると思います。今回は、入試科目に特徴のある私立大学を取りあげます。
私立大学医学部の入試科目
一般的な医学部の入試科目
医学部入試は、他学部と比較すると課せられる科目数が多く、私立大学の一般入試ならば、英語・数学[ⅠⅡⅢAB]・理科2科目・面接・小論文などが一般的です。
現在、私立大学の医学部を除く理系学部の多くは、難関大学を除き、理科は1科目が多いようです。そういった意味でも、医学部は科目負担が大きいだけでなく、高得点を取らなければ合格できない場合が多いことも、医学部入試の特徴のひとつです。
入試科目に特徴のある大学
次の表は、私立大学試験で入試科目に特徴のある大学を挙げています。
ここがポイント!
昭和大学は、「英語」と「数学」を合わせて140分で解答します。もし「英語」が得意で「数学」が苦手ならば、「数学」の解答にじっくりと時間をかけることができます。
帝京大学は、「英語」以外の苦手な科目を避けて受験することができます。「数学」は[ⅠⅡAB]の文系範囲で、併せて「国語」を選択すれば、文系の人でも受験が可能です。
また、国語は選択問題になっており、「現代文」のみの選択も可能です。
「数学」は分量が多く、選択問題の難易度のバラつきも多く、それなりに数学が得意でなければ合格できません。
また、昨年は数学や理科は選択問題が用意されていましたが、2017年度からは全問必須解答となります。詳しくは、帝京大学の変更点(10/16ブログ)をご覧ください。
東海大学は、理科1科目で受験可能です。得意な科目で勝負できます。東海大学は、科目間の問題の難易度による不公平をなくすために、標準化(平たくいえば偏差値化)をして、合否を決定します。理科の中では、「生物」が難しいことが多く、「生物」の得意な受験生には有利になることが多いようです。
受験校を選定する際に、これらの大学を考慮してみてはいかがでしょうか!
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