2017年度の埼玉医科大学の推薦入試が11/13(日)に実施されます。
埼玉医科大学推薦入試
■埼玉医科大学の推薦入試の定員は約10名となっており、一般公募と指定校を合わせての人数です。
■一般公募制:評定平均は4.0以上で、数学・理科・外国語の平均値がそれぞれ4.0以上の現役生・1浪生。
■指定校制:埼玉県内の一部の高校に通知。評定平均が3.8以上で、数学・理科・外国語の平均値がそれぞれ3.8以上の現役生。
指定校は、埼玉医科大学医学部が指定する埼玉県内の高等学校となっています。
■2016年度の結果を見ると、志願者は53名で合格者は11名でした。
■試験科目
適性検査Ⅰ(英語系分野)45分
適性検査Ⅰ(理数系分野)70分
適性検査Ⅱ(小論文)60分
面接
ココがポイント!
学科試験はどのように攻略すれば良いのか?
■適性検査Ⅰ(理数系分野)は、数学と理科2科目を、70分で解答しなければならず、分量が多いため素早く解答する処理能力が必要となります。
数学と理科の問題と解答用紙は、1冊にまとめられた冊子になっています。
数学は必須解答、理科は物理・化学・生物から2科目選択です。数学は、ⅠAⅡBの範囲から出題されます。それほど難解な設問はなく、落ち着いて考えれば解ける問題のようです。
理科は、教科書をきちんと学習していれば解答できると思います。
70分で数学と理科2科目を解答しなければならないため、時間配分に気を付けなければなりません。
■適性検査Ⅰ(英語系分野)は、英語の問題で、文法、空欄補充、長文読解、英作文など大問5題から構成させていました。
試験時間に対して分量が多く、一般入試では出題されない『自由英作文』が出題されました。2016年度は「睡眠」に関する英文を読み、自分の考えを80語の英単語で書かなければなりませんでした。
受験をした生徒の多くは、とにかく時間が足りなかったと感想を述べていました。
「どのように時間配分をするのか?」。生徒の話によると、数学の解答に40~45分、残りを理科2科目の解答に配分した人が多かったようです。
小論文試験はどのような問題なのか?
小論文は60分で、4つの違う文章が出題されています。2016年度は、「障害者に対する態度」「言語によって制限されるもの」「人の噂とジャーナリズム」「増強と促進」などがテーマでした。
多くは現代文に近い問題のようですが、最後の大問は、自分の考えなどを書かなければなりません。圧倒的に時間が足りないと思います。
面接試験は何に注意すれば良いのか?
面接試験は個人面接で実施されます。2016年度に関してメディカルラボで受験した生徒達の話をまとめると、次の通りです。
面接官は5名なので、少し圧迫感を感じるかもしれませんが、生徒の話だと面接官はみな優しく穏やかな人が多かったようですので、心配しなくても良いと思います。
主な質問内容:
志望理由書や調査書に書かれている内容からの質問が多くを占めるようです。かなり詳細に質問をする面接官もいるために、中途半端なことは書けないと思います。
志望理由書に関しては、もう一度、何を書いたか確認をしておいてください。
出願書類を提出する前に必ずコピーを取っておき、書いたことについては何を聞かれても返答できるように準備をしておきましょう。
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