埼玉医科大学の推薦入試が11/15(日)に実施されます。
埼玉医科大学推薦入試
埼玉医科大学の推薦入試の定員は約10名となっており、一般公募と指定校を合わせての人数です。
一般公募制:評定平均は4.0以上で、数学・理科・外国語の平均値がそれぞれ4.0以上の現役生・1浪生。
指定校制:埼玉県内の一部の高校に通知。評定平均が3.8以上で、数学・理科・外国語の平均値がそれぞれ3.8以上の現役生。
2015年度の結果を見ると、志願者は45名で合格者は12名でした。
選考方法は、推薦書、適性検査Ⅰ(英語・理数系分野)、適性検査Ⅱ(小論文)、面接です。
「英語」は試験時間に対して分量が多く、一般入試では出題されない『自由英作文』が出題されます。2015年度は「ストレス」に関する英文を読み、40語の英語での要約と100語の自由英作文で解答しなければなりませんでした。
「理数系分野」の問題は、数学は必須解答、理科は物理・化学・生物から2科目選択です。数学は、ⅠAⅡBの範囲から出題されますが易しくはありません。理科は、教科書をきちんと学習していれば解答できると思います。
数学と理科の問題と解答用紙は、1冊にまとめられた冊子になっています。
小論文は60分で、4つの違う文章が出題されています。2015年度の内容は、「コレラ(感染症)」「睡眠について」「ソクラテス」「読書と旅」に関してでした。
設問内容は、文の要約や自分の考えなどを書かなければならず、圧倒的に時間が足りないと思います。
面接試験は何を注意すれば良いのか?
面接試験は個人面接で実施されます。2015年度に関してメディカルラボで受験した生徒達の話をまとめると、次の通りです。
面接官は5名なので、少し圧迫感を感じるかもしれませんが、生徒の話だと面接官はみな優しく穏やかな人が多かったようですので、心配しなくても良いと思います。
主な質問内容:
志望理由書や調査書に書かれている内容からの質問が多くを占めるようです。志望理由書に関しては、もう一度、何を書いたか確認をしておいてください。下記は一例です。
●自己PR
●医師の志望理由
●高校時代のこと(部活や生徒会など)
●浪人時代のこと
●医師でなければ、何になりたいか
●(女子受験生の場合)女性医師が働きやすくなるための国や行政の対応
など。