「2017年度医学部入試結果はどうだったのか(その②)」で、私立大医学部医学科の途中結果を振り返ってみました。今回、私立大の志願者数が全て出そろいましたので、最終結果をご報告します。
私立大医学部志願者は、今年もやはり増加!
前回、5月10日のブログでは、公表されていた私立大医学部16大学の志願者数を基に途中結果をお伝えしました。
今回は私立大学全31校の最終結果を見てみましょう。
※一般前期、一般地域枠、センター利用地域枠の合計
年度 | 2014年度 | 2015年度 | 2016年度 | 2017年度 |
医学部 | 79,817人 | 82,040人 | 84,943人 | 86,994人 |
前年比 | 110% | 103% | 104% | 102% |
最終的に志願者数は2017年度も増加しました。前回もお伝えした通り、この2年間の志願者の増加については、2017年度は国際医療福祉大、2016年度は東北医科薬科大の医学部新設によるものが大きいです。
私立大で志願者の増加数の変動が大きかった大学は以下の通りです。
多くの私立大学の志願者の増減には、他大学との1次試験日の重複が関係している場合が多いです。2017年度ついては、帝京大が1次試験日を2月から1月に移動したことで、影響がでた大学が多かったです。(帝京大は3日間の試験日から自由選択制)
大学個々の詳しいことは、6月~8月にかけて全国で実施する「医学部入試合格ガイダンス」でお伝えします。
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