日本大学医学部の2次試験は、2/16(木)に実施されます。
日本大学医学部の受験はここに注意!
日本大学医学部A方式の2次試験は、2/16(木)に実施されます。
2次試験会場は、東京(日本大学板橋キャンパス)で実施されます。
2次試験は、個人面接と小論文試験、適性検査(心理テスト)です。
面接試験・小論文試験・適性検査のチェックポイント!
以下は、2016年度に日本大学の一般入試を受験した、メディカルラボの生徒が協力してくれた「一般入試・受験レポート」から抜粋しています。
■面接試験
面接試験は、個人面接で実施されます。
[形式]:個人面談
[面接官の人数]:3人
[配点]:重視
[試験時間]:10~20分
[主な質問内容]※特徴のある質問のみ
□最近の医療問題について
□安楽死について
□友人と親友の違い
□印象に残った本とその場面
□これまで一番輝いていたときとそうでないとき
□人の死に直面したことはあるか
□2020年東京オリンピックに関わりたいか
□日本の医療費はどのくらいか
など
2015年度までは、10分間の面接が2回実施されていましたが、2016年は1回のみの実施に変更されました。しかし、2016年度は1回の面接時間が長くなりました。返答に戸惑っている場合には、別の質問に変わる場合もあります。そのため、10以上の質問をされた生徒もいました。
また、医療に関する質問が、他の医学部の面接試験よりも多いようです。この1年間の医療ニュースや医系用語などは、簡単で良いので一通り把握しておきましょう。
評価方法の詳細は発表されていませんが、入試要項には「重視」すると記載されています。
■小論文
[形式]:課題文型
[字数]:800字(要約と意見論述)
[配点]:重視
[試験時間]:60分
[出題内容]
稲垣良典著の『恵みの時』を読み、「見る」という働きについての筆者の理解を説明し、その理解が私たちの日常生活のあらゆる場面でどのように重要であるかについて自分の考えを述べる。
試験時間は60分。課題文の字数は約800字で、解答する小論文は800字。解答時間が不足したと答えた受験生もいたようです。
課題文のテーマは、過去5年分を見ても、医療とは異なる内容でした。2015年度の課題文は、河合隼雄著『こころの処方箋』を読み、著者の考え方について説明し、「自立」についての自分の考えを述べる出題でした。著者の考えを正確に理解した上で自分の考えを述べなければならず、800字という字数にまとめることに苦労した受験生が多かったと思います。
■適性検査
適性検査は、「内田クレペリン検査」と「構文テスト」です。「構文テスト」は、3~5つの単語を使って文章を作成するものです。試験時間は100分もありますが、特別な対策を講じる必要はないと思います。
メディカルラボでは、冬期・直前講習で面接試験や小論文試験の対策を行っています。受験大学の出題傾向を踏まえて個別指導で対策を実施します。ぜひご利用ください。