現行の大学入試センター試験は、現在の高1生が受験するのを最後に廃止されます。現在の中学3年生からは『大学入学共通テスト』を受験することを、その1(10月28日)とその2(10月30日)のブログでお伝えをしました。
その2では、この時点で英語の試験で「英検・TOEFLなどの外部検定試験の導入を検討」と記載していましたが、その後、国立大学協会が方針を決定しました。
今の中3生から、国立大学では英語の外部試験が必須に!
現在の大学入学センター試験に代わって、2021年1月から開始される「大学入学共通テスト」のことは、これまで2回で概要をお伝えしました。
国立大学の英語の試験については、大学入試センターが作成する従来のマークシート方式の問題に加えて、英検やTOEICなど民間の資格・検定試験を活用する方針を、国立大学協会(国大協)が決めました。
「大学ごとにテスト形式が異なると、受験生の出願先の変更が難しくなる」との考えから、英語については国立大学受験者には両試験を課すことを決めたようです。
英語の外部試験は、「話す・書く・聞く」の比率が高まります。例えば英検だと英語による面接試験があります。英語を苦手とする受験生にとっては、非常に受験勉強の負担が大きくなります。
私立大学がどのような対応をするかは、全く発表されていません。私立大学は国立大学と比較すると順天堂大や東邦大、国際医療福祉大のように、英語の学力を重視する大学が多いようです。
そういった点を考えると、今後の私立大学の動向も注意深く見守らなければなりません。
もちろん今の高1生までは、現在の大学入試センター試験を受験するため混乱はありませんが、その1でお話しした通り、医学部は多浪して入学する受験者も多くいます。そのことを考えると、誰もが現役で合格するように勉強をしなければなりません。
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