受験生の皆様は、日々の試験勉強に追われる毎日が続いていると思います。出願校は最終決定しましたか?私立大学については、年内にまでに出願を終えておく方が良いです。
年が明ければ迫りくるセンター試験の勉強で余裕がありません。センター試験後には、すぐに私立大学医学部入試が始まります。
マッチングによる受験校選定とは?
医学部の受験校を決める際に、何を基準に選定しているのか?ボーダーライン偏差値については、多くの受験生が選定条件の1つに挙げると思います。しかし、他にも大切な条件があります。
その条件とは、ズバリ受験生の学力状況と科目ごとの入試問題との相性です。下記の図をご覧ください。
例えば、数学が苦手なA君という生徒がいました。この生徒にとっては一般的には、数学で出題される問題で、「難易度」は易しいほうがいいし、「問題量」も少ない方がいい、「配点」も他科目より低い方がいい、「解答形式」も記述・論述より客観式のほうがいい、「出題傾向」も苦手分野が出ない方がいいはずです。自分の数学の学力状況を詳細に分析することで、少しでも有利な数学の出題をする大学があると思います。
数学以外の英語や物理・化学・生物についても有利な出題をする大学を探して、科目トータルで少しでも合格に近づく大学を受験校として選定することを、メディカルラボでは「マッチングによる受験校の選定」と言います。
試験科目の合計得点が『合格最低点』を上回れば良いのです。これは昔から『合計点主義』などと言われてきました。受験を考えている大学について、赤本などで難易度や傾向を調べれば、おおよそのことがわかります。(私立大学医学部については、後日、別の回で詳しくお伝えします。)
ところで、メディカルラボでは、全ての授業を完全個別で実施しているため、生徒と大学のマッチングが容易となり、受験校が決定されています。
次回は、「マッチングによる受験校の選定 私立編」について具体的な大学を取り上げて説明をします。