受験校選定の際は、試験会場も考慮しなければなりません。私立大学の志望者で、関東以外に在住の場合には、試験会場がどこなのか?交通機関や宿泊先の確保も必要です。
効率の良い受験スケジュールが合否に影響する
私立大学の医学部を中心に受験をする人は、平均で10~12校近くの医学部受験をします。関東以外に在住の受験生の場合には、東京などの大学が指定する試験会場まで足を運ばなければなりません。
約1/3の私立大学は、大学所在地以外の都道府県で1次試験を実施しています。例えば、金沢医科大学は、地元石川県以外にも、札幌、東京、名古屋、大阪、福岡に試験会場を設けています。
これを上手く利用することで、効率の良い受験スケジュールを組むことができます。もちろん、東京都内に滞在すれば、川崎医科大学などを除いてほぼ全ての私立大学医学部を受験することが可能です。
下の図は、「2017年度 県別 1次試験を実施大学」です。(クリックすると拡大されます)
その他で注意すべきこと!
交通機関の利便性や混雑の状況、事故による交通機関のストップなどの対処法など、確認をしておかなければならないことが幾つかあります。特に東京都内のラッシュアワーを経験したことのない人は要注意です。試験会場に到着するまでに体力を消耗してしまいます。
また、受験期間と重なる1月中旬から3月は、ホテルが不足するために、試験会場が宿泊地から遠く離れていたり、宿泊費が予想以上に高くなったりします。
このようなことがないように、11月中には受験スケジュールを決定して、ホテルの予約や交通機関の手配を早めに済ませておきましょう。
もし、医学部受験校の選定で迷っている受験生・保護者は、メディカルラボの各校舎まで、ぜひご連絡ください。