杏林大学の1次試験は1/22(金)に実施されます。
今回は、一般試験の対策や注意点についてお伝えします。
杏林大学医学部の受験はここに注意!
杏林大学医学部の1次試験日は1/22(金)で、他の医学部とは試験日が重複ません。
1次試験会場は、東京(五反田TOC)ですが、定員超過した場合は、本学の三鷹キャンパスでも実施されます。
英語と数学のチェックポイント!
2015年度に出題された英語と数学の分析を見てみましょう。
[英語]
[全体の難易度]:やや難
[前年との難易度の変化]:変化なし
[時間に対する分量]:多い
[設問別の分析]
文法、会話文、長文2題の形式は例年通りでした。大問3はやや難化しましたが、会話文は2014年度より易化傾向にあります。長文の単語数は2014年度と比較するとトータルで約500語増加しましたが、大問4の英文2は比較的読みやすく、語数が増えてもそれほど影響はなかったと思われます。しかし総単語数は約1650語の長文と、大問1~3で25の小問を60分で解答しなくてはならないため、時間配分を考慮した対策は不可欠です。「誤り指摘」は慣れていないと正解できないため、特化した問題集を最低1冊演習する必要があります。
英語は、毎年、全体難易度が[やや難]レベルの出題です。読解問題の英文素材は、「医療系」「科学系」からの出題が多く、2014年度は、『医師の資質』『ヨウ素含有量の多い塩がインドを救う』がテーマでした。
[数学]
[全体の難易度]:標準
[前年との難易度の変化]:易化
[時間に対する分量]:多い
[設問別の分析]
以前に比べると解きやすくはなっていますが、過去2年、全体難易度は[やや難]レベルの出題です。頻出だったベク
トルも出題されていません。ただし計算量が多いのは相変わらずで、時間内に完答するのは難しいかもしれません。誘導に乗り速く正確に解くことが求められます。全範囲の基本的な解法を習得した後、過去問を使って時間配分や誘導に乗ることを意識した練習をしておきましょう。完答を狙わずに解きやすい問題(たとえば2015年度なら大問1と4)から確実に解いていくといった戦略も大切となります。
[理科]については省略します。詳しく内容をしりたい人は、こちらをご購入ください。
別の機会に面接試験と小論文試験を解説予定です。