国際医療福祉大学医学部の一般入試の2次試験についてお伝えします。
国際医療福祉大学医学部の面接・小論文試験
国際医療福祉大学医学部の2次試験は、面接試験と小論文で実施されます。
試験日は、1/23(火)~28(日)のうちでいずれか1日を受験します。
試験会場は、本学(成田キャンパス)で実施されます。
面接試験のチェックポイント!
以下は、2017年度にメディカルラボの生徒で、国際医療福祉大学医学部の一般入試を受験した生徒が協力してくれた「一般入試・受験レポート」から抜粋しています。
■面接試験
面接試験は、個人面接形式です。
[面接官の人数]:3人
[受験生の人数]:1人
[配点]:段階評価
[試験時間]:30分×2回
[主な質問内容]
(1回目)
□医師志望理由
□本学志望理由
□趣味について
□自分の長所と短所
□併願校について
□本学の英語の授業は大変だと思うがどのように対処するか
□国際性とは?国際性のある人になるには
□ボランティアについて
など
(2回目)
□「はしご受診」の問題点と解決策
□日本人が国際性を身につけるためにはどうしたらよいか
□子どもの貧困で子どもが被る不利益と解決策
□「かかりつけ医」とは何か
□ニュースは新聞で読むか、ネットで読むか
□最近興味を持ったニュースについて
□原子炉、原子ゴミについて
□遺伝子操作について
□トランプ政権についてどう思うか
1回の面接試験が30分と長く、2回も実施されます。1回目は志望動機などを中心に質問されます。2回目は医療を含めた、幅広い質問がされています。
時間が長いので、受験生の人物像をしっかりと見られると考えてよいでしょう。大学名に「国際」と付いていることを考えると、当然、このことに関する内容が質問されます。「アドミッション・ポリシー」をしっかりと熟読して、自分の考えをまとめておくことも必要です。
また、希望をすれば「一部、英語による面接を行う」こともできます。希望者は少なかったようです。よほど英語に自信がなければ、自ら進んで英語での面接試験を受けることは避けた方が良いかもしれません。
■小論文試験
小論文試験は非公開ですが、生徒からの情報を簡単にまとめました。
[形式]:テーマ型
[時間]:60分
[解答字数]:600字
[配点]:段階評価
[テーマ]:『自由貿易と保護貿易について、自国の立場で述べなさい』
医療と全く関係のないテーマですが、まさに”国際的”な内容を問われた小論文試験だったと思います。日ごろから新聞などを読んでいないと、自信を持って明確には解答できなかったのではないでしょうか。
メディカルラボでは、冬期・直前講習で面接試験や小論文試験の対策を行っています。受験大学の出題傾向を踏まえて個別指導で対策を実施します。ぜひご利用ください。