志望校や受験校を決定する際には、いろいろな要素を加味して最終決定をすると思います。今回は、入試科目に特徴のある大学を取りあげます。
国公立大学医学部の入試科目
一般的な医学部の入試科目
医学部入試は、他学部と比較すると課せられる科目数が多く、国公立大ならば、センター試験は5教科7科目、2次試験(前期)は英語・数学[ⅠⅡⅢAB]・理科2科目・面接などが一般的です。
また、高得点を取らなければ合格できないのが医学部入試の特徴です。例えば、センター試験は5教科7科目900点満点で、最低765点(85%)ほど得点することが合格するための必要条件だと思います。
国公立大学の医学部をめざすということは、ものすごく頑張らなければならないということです。
入試科目に特徴のある大学
次の表は、国公立大学(前期)試験で入試科目に特徴のある大学を挙げています。
ここがポイント!
国公立大学の2次試験への出願は、最終的にはセンター試験受験後の自己採点結果をみて判断をします。しかし、2次試験で「物理・化学」指定や「国語」が必須、センター試験で「生物」指定、「物理・化学」指定の大学など、あらかじめ把握していなければ、出願できない大学もあります。
逆に、2次試験で試験科目から「理科」が外されていたり、「理科1科目」など負担の軽い大学もあります。ただし、2次試験ではこれらの科目の受験が必要なくても、センター試験では課せられていますので注意が必要です。どうしても2次試験で必要とされるレベルの問題や記述・論述が苦手な場合には、これらの大学も選択肢の1つに考えて良いかもしれません。
「センター比率が高い大学」の場合には、幾分かは2次試験よりもセンター試験の勉強に比重を置いた方が良いかもしれません。
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