北里大学医学部の一般入試の面接試験と小論文試験の対策や注意点についてお伝えします。
北里大学医学部の受験はここに注意!
北里大学医学部の2次試験日は2/4(土)または2/5(日)に実施されます。受験生がいずれか1日を出願時に選択できます。
2次試験会場は、東京(北里大学相模原キャンパス)で実施されます。
面接試験と小論文のチェックポイント!
以下は、2016年度北里大学医学部の一般入試を受験した、メディカルラボの生徒が協力してくれた「一般入試・受験レポート」から抜粋しています。
■面接試験
[形式]:集団面接
[面接官の人数]:3人
[受験生の数]:2人
[配点]:非公表
[試験時間]:20~30分
[判定方法(北里大学の募集要項より)]:将来医師としての職業に直結する受験生の人物、意欲、適性を評価します。グループ面接または個人面接、あるいは両方を複合した方式で行います。
[主な質問内容]※特徴のある質問のみ
□北里大学に入学する気持ちはどのくらいあるのか。第一志望か
□あなたの信条は
□部活で言うこと聞かない人に対して、部長のあなたはどのように対処するか
□(面接のペアについて)どのように思うか
□現在の日本の医療の問題とその解決策
□あなたが入学することでどのようなメリットがあるのか
など
面接試験は、集団面接であり討論ではありません。順番に同じ質問をされるので、相手の意見に左右されることなく、自分の考えをしっかりと面接官に伝えなければなりません。
事前に提出している願書や志望理由書に書いた内容に関することから質問されることが多く、返答に困るような質問はあまりなかったようです。
■小論文
[形式]:課題文型・2/6は合計920字、2/7は合計820字
[配点]:非公表
[試験時間]:90分
[出題内容の概要]
(2/6実施)吉岡俊正著『医療人を育てる』を読み、①タイトルを付ける(20字)②医療にチームが必要な理由を述べる(300字)③医療教育の目標として考えることを述べる(600字)
(2/7実施)比企寿美子著『がんを病む人、癒す人』を読み、①タイトルを付ける(20字)②医師養成教育の問題点について述べる(200字)③「医」を志した理由を述べる(600字)
課題文のテーマは、過去は医療系だけでなく、科学系、社会系、人文系など、年度と受験日により変わります。出題形式は毎回同じ形式なので、過去数年分の問題を解いて練習をしておきましょう。自分の考えを述べるのは、最後の③のみです。
メディカルラボでは、冬期・直前講習で面接試験や小論文試験の対策を行っています。受験大学の出題傾向を踏まえて個別指導で対策を実施します。ぜひご利用ください。