近畿大学医学部の前期1次試験は1/21(日)に実施されます。
今回は、一般試験の対策や注意点についてお伝えします。
近畿大学の受験はここに注意!
前期1次試験会場は、大阪(狭山キャンパス、東大阪キャンパス)、東京、名古屋、広島、福岡(福岡市と北九州市)で実施されます。大阪で受験する人は試験会場が2ヶ所あるため、受験票に記載されている会場を確認しましょう。
英語と数学のチェックポイント!
[英語]
[全体の難易度]:やや難
[前年との難易度の変化]:変化なし
[時間に対する分量]:適量
[設問別の分析]
大問2の正文選択がやや易化した以外は例年通りです。近畿大の特徴は大問1の文法・語彙問題と大問4の空所補充で出題される語彙のレベルが高いことです。市販の単語帳を最後までしっかり覚え、接頭語や接尾語の法則を知っておくとよいでしょう。大問2は特徴的な形式なので、過去問での練習が不可欠です。大問3の語句整序は標準的ですが、典型問題が少ないため普段から論理的に考えて解答する習慣をつけましょう。長文中でも内容より語彙や文法知識を問われることが多いため語彙と文法中心の勉強が必要です。
[数学]
[全体の難易度]:標準
[前年との難易度の変化]:難化
[時間に対する分量]:多い
[設問別の分析]
昨年と比較するとかなり難化しました。出題範囲は数ⅠAⅡBで、大問1は空所補充、大問2は答のみ、大問3は論述式という形式は例年と変わりません。ベクトル、数列が出題されている年度もあります。難問は少ないですが、文字に関する計算、場合分け、空間図形の把握など十分な考察が必要で、手間がかかる問題も多く、60分の試験時間では足りないかもしれません。推薦入試の問題も形式、難易度がほぼ同じなので過去問演習に使えます。
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別の機会に面接試験と小論文試験を解説予定です。