関西地区には、大阪医科大学、関西医科大学、近畿大学、兵庫医科大学の4つの私立大医学部があります。関東地区と比較すると、医学部の数が圧倒的に少ないため、国公立大学医学部との併願者も多く、難化傾向にあります。
今回は、毎年多くの方々に参加いただいています「関西私立大医学部入試説明会」についてお伝えします。
医学部合格のために、最初にやるべき3つの絶対条件
2020年度の医学入試は、年内に実施される推薦入試・AO入試から始まり、関西の4私大も10月以降に出願が開始されます。受験を考えている高3生・高卒生にとって、出願まで5ヶ月くらいしかないということです。
医学部合格合格のために、最初にやるべきことは以下の3つです。
① 志望校の受験情報の把握
② 自分の学力分析
③ ①②を考えた学習計画の立案
②については、既に自分の学力分析ができている受験生も多いかと思います。高3生・高卒生でまだ出来ていないとか、なんとなく不安だという人は、メディカルラボが実施している「私大医学部模試」の受験をお薦めします。メディカルラボのホームページからお申込みができます。
さて、①の志望校の受験情報の把握については、③の学習計画の立案に大きくかかわります。そのためにもできるだけ早く、志望校の受験情報を把握する必要があります。
今回、グランフロント大阪で開催される「関西私立大医学部入試説明会」は、みなさまの大きな力になってくれます。
高3生・高卒生の皆様はココがポイント
各大学の入試変更が7月頃から発表されます。既に大阪医科大学と関西医科大学は、その一部をホームページで公表しています。2020年度入試から大阪医科大学は、一般入試研究医枠を廃止します。また、関西医科大学は、一般入試前期枠の募集定員が約86名から約82名に変更され、センター試験利用後期入試が新設されます。近畿大学や兵庫医科大学は、現時点では未公表ですが、今回実施される説明会では、大学担当者から何らかの言及がある可能性は高いです。
入試日程の新設や受験科目の変更などの入試変更点は、学習計画の立案に関係する上で、他の受験生に大きく差をつけることができるポイントとなります。
入試変更点ではありませんが、以前から近畿大学の一般入試の数学は数学Ⅲが試験範囲から外れています。兵庫医科大学は、2019年度入試から「一般入試高大接続型」という試験を新設しています。
各大学の担当者から、入試変更点だけでなく、2019年度入試結果や大学の研究内容などを、いち早く直接入手できます。
また、これは日頃から私が受験生に、オープンキャンパス参加と同時にお伝えしていることの1つですが、今回のような説明会に参加することで、勉強への意欲が高まり、出願する際に作成する「志望動機書」や2次試験で実施される「面接試験」でも、話題作りの1つとして活用できることがあります。
高2生・高1生の皆様はココがポイント
高2生が受験する時からは、大学入試改革が開始されます。この中で最も重要なのは、「センター試験」に代わる「大学入学共通テスト」が始まることです。直接的には、今現在も私立大学が入試区分の1つとして実施している「センター試験利用入試」の行方も気になるところです。また、大学入試改革が開始される中で、各大学がどのような入学試験を実施するのかも気になります。これは勝手な想像ですが、今回の関西4私大の担当者の先生方も、2020年度からの入試について触れるのではないかと思います。
関西私立大医学部入試説明会の参加方法など
開催日:6月2日(日)12:00開場
会場:グランフロント大阪 北館4階
入場無料
申込方法:下記のバナーをクリックください。(メディカルラボのホームページにリンク)
※席数に限りがございます。定員になり次第、締め切らせて頂きますので、予めご了承ください。