金沢医科大学の1次試験は1/21(木)に実施されます。
今回は、一般試験の対策や注意点についてお伝えします。
金沢医科大学の受験はここに注意!
金沢医科大学は、2015年度の志願者数を対前年で432名も増やしました。
2016年度は、北陸新幹線の金沢~東京間の開通により、今まで以上に交通の便が良くなったため、さらに志願者の増加につながるかもしれません。
1次試験日は1/21(木)で、順天堂大学の1次試験日と重なります。1次試験会場は、石川(本学)、札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡で実施されます。
英語と数学のチェックポイント!
2015年度に出題された英語と数学の分析を見てみましょう。
[英語]
[全体の難易度]:標準
[前年との難易度の変化]:変化なし
[時間に対する分量]:多い
[設問別の分析]
2014年度と比べて長文の語数が約400語増えましたが、設問の数とレベルが2014年度と同程度だったため全体的な難易度に変化はありませんでした。試験時間が60分であることを考慮すると、総語数が2000語を超える分量はかなり多いと言えます。そのため日頃から解答時間を意識した医療・科学系の長文読解演習は欠かせません。同時に大問1だけでなく各読解問題には4~5題の文法・語法に関する空所補充問題があるため、これらの対策もしっかりやっておく必要があります。
読解問題の英文素材は、「医療系」「科学系」からの出題が多く、2014年度は、『人体の素晴らしさ』『ストレスの原因とその悪影響』『最も価値のある知識とは何か』がテーマでした。
[数学]
[全体の難易度]:標準
[前年との難易度の変化]:変化なし
[時間に対する分量]:適量
[設問別の分析]
2014年度より問題数が増えて時間的にやや厳しくなりましたが、問題の難易度は高くなく複雑な計算もないので、合格者の中には満点の人も多かったのではないでしょうか。ただし、年度によって難易度にはばらつきがあるため注意が必要です。図形が絡んだ問題が多いので、苦手な人は初等幾何、三角比、座標、ベクトルなどの分野の枠を越えた総合的な練習をしておく必要があります。誘導に乗れば楽に解ける問題や、図を描いて考えるとあっさり解ける問題が多いのも特徴です。
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別の機会に面接試験と小論文試験を解説予定です。