自治医科大学医学部の一般入試の2次試験についてお伝えします。
自治医科大学医学部の面接試験と小論文試験
自治医科大学医学部の一般・2次試験は、面接試験と小論文試験が実施されます。
試験日は、2/1(木)です。
試験会場は、本学(栃木県下野市)で実施されます。
面接試験のチェックポイント!
面接試験は、集団討論と個人面接の2種類が実施されます。
以下は、2017年度にメディカルラボの生徒で、自治医科大学医学部の一般入試を受験した生徒が協力してくれた「一般入試・受験レポート」から抜粋しています。
■集団討論の面接試験
[面接官の人数]:3人
[受験生の人数]:5~10人
[配点]:非公表
[試験時間]:40分
[集団討論の形式]:最初に自己紹介をして、与えられたテーマについて自由に論じる。
[集団討論のテーマ]
□高齢者の自動車運転の是非
□へき地で暮らす高齢者の医療
など
■個人面接試験
[面接官の人数]:3人
[受験生の人数]:1人
[配点]:非公表
[試験時間]:約10~15分
[質問内容]
□本学志望理由
□医師志望理由
□高校生活、部活動について
□趣味について
□集団討論等、試験の感想
□地域医療について
□併願校について
□自治医科大学の創立理念について
□1次試験の面接シートに記入した内容について
など
集団討論のテーマは、医療に関する内容です。自治医科大学の設立理念や存在意義を考えて、また、出身県の医療の状況などを考えた上で、討論に参加して活発に意見を発言しなければなりません。
個人面接は、1次試験の面接シートに記入した内容と矛盾したことを発言しないようにしなければなりません。
■小論文試験
[形式]:課題文型・①400~500字 ②400~500字
[配点]:非公表
[試験時間]:90分
[出題テーマ]
①寺田寅彦の「科学論文」に対する随筆を読み、内容を要約して自分の賛否を述べ、科学論文以外の文章全般についても考えを述べる。
②松尾豊著『人工知能は人間を超えるか~ディープラーニングの先にあるもの~』を読み、人工知能の発達によって医師の役割は変わるか、変わるとすればどう変わるか自分の考えを述べる。
小論文の課題文は、医療や科学だけでなく生死、生き方など、必ずしも書きやすいテーマばかりとは限りません。また、試験時間も不足する受験生が多いと思います。十分な対策が必要でしょう。
メディカルラボでは、冬期・直前講習で面接試験や小論文試験の対策を行っています。受験大学の出題傾向を踏まえて個別指導で対策を実施します。ぜひご利用ください。