東京慈恵会医科大学の一般入試の面接試験と小論文試験の対策や注意点についてお伝えします。
東京慈恵会医科大学の受験はここに注意!
東京慈恵会医科大学の2次試験は2/17(金)~2/19(日)に実施されます。大学側がいずれか1日を指定します。
2次試験会場は、東京(西新橋の本学キャンパス)で実施されます。
面接試験と小論文のチェックポイント!
2017年度入試より、面接試験の方法が変更になります。また、新たに小論文試験が追加されます。
■面接試験
[個人面接とMMIの面接(新設)]
以下は、東京慈恵会医科大学のホームページより抜粋しています。
『個人面接とMMI(multiple mini interview)とで面接を行います。MMIとは複数の課題を用いた面接試験のことを言います。MMIでは、自分の考えを表現する能力、社会における自分の役割を考える能力、知識を基に状況を理解してどのような行動が適切か判断する力、論理的思考力などについて評価するために、評価者と受験生が1 対1で話し合いをする対話形式の面接をします。一人あたり異なる4 課題が課されますが、課題は随時変えていきます。受験生は個人面接とMMI 4課題とで5名の評価者と会い、合計5つの面接を行います。1つの面接につき7分で、移動時間を含めて面接に要する時間は約40分となります。 段階評価を行います。面接試験のテクニックを問うものではありません。東京慈恵会医科大学は、多様な医師を輩出したいと考えています。「自分」を大事にする人は、「他者」の価値を認める方だと考えています。』
つまり、個人面接とMMIの2回の面接試験が実施されます。MMIは、東邦大学や藤田保健衛生大学でも導入されています。
2016年度に実施された個人面接の時間は約10分でした。質問内容が変わる可能性も考えられますが、2016年度東京慈恵会医科大学の一般入試を受験したメディカルラボの生徒から提出された「一般入試・受験レポート」の内容を参考にしてください。
[主な質問内容(個人面接)](主なもののみ)
□併願校について
□1次試験の出来具合
□男女共同参画社会
□医師は体力が必要だが、大学入学後に運動はしたいか
質問内容は一般的なものが多いようです。また、調査書の内容からかなり深く質問をされた受験生もいたようです。国公立大学医学部と併願する受験生も多いので、併願校について質問された時の回答は考えておいた方が良いでしょう。
■小論文(新設)
以下は、東京慈恵会医科大学のホームページより抜粋しています。
『自分でしっかり物事を考え、その考えを他者に分かりやすく伝えようとする力、さらに、今自分が持っている知識を基に状況を理解して判断する力を評価します。課題文を読んで、そこから各自が自由に一つのテーマを選び、なぜそのテーマを選んだのかを説明し、その後にテーマについて論じていただきます。読み手にわかりやすいように書いてください。課題文は随時変えていきます。小論文は、1,200字以上 2,400字以内で、時間は60 分以上120 分以内とします。受験生には清書用(提出用)の用紙以外にも下書き用の用紙(回収します)もお渡しします。段階評価を行います。小論文の受験技法を問うものでも、国語の試験でもありません。東京慈恵会医科大学は、世界でたった一人の「自分」が考えたことを「他者」に伝えようと努力する人を求めています。』
メディカルラボでは、冬期・直前講習で面接試験や小論文試験の対策を行っています。受験大学の出題傾向を踏まえて個別指導で対策を実施します。ぜひご利用ください。