2017年度の岩手医科大学の1次試験は1/17(水)に実施されます。
今回は、一般試験の対策や注意点についてお伝えします。
岩手医科大学の受験はここに注意!
岩手医科大学の1次試験会場は、岩手(本学)・札幌・東京・名古屋・大阪・福岡の6ヶ所となります。
英語と数学のチェックポイント!
[英語]
2017年度に出題された英語の分析を見てみましょう。
[全体の難易度]:易
[前年との難易度の変化]:変化なし
[時間に対する分量]:適量
[設問別の分析]
2016年度は出題形式が大きく変更されましたが、2017年度は変化がありませんでした。2題ある長文は1題が語句の空所補充のみの出題で、残りは内容一致を中心とした問いからなる一般的な長文読解問題です。内容は2題とも科学・医療系で、比較的、内容把握しやすい文章です。残りの発音・文法・会話文・英作文は標準的で、市販のオールインワン系の問題集を1冊やれば完答できるレベルです。重要なのは過去に演習した問題を繰り返し復習し、完全に定着させることでです。
[数学]
2017年度に出題された数学の分析を見てみましょう。
[全体の難易度]:やや難
[前年との難易度の変化]:変化なし
[時間に対する分量]:多い
[設問別の分析]
2016年度から大問1が小問集合になり、幅広い分野から基本的な問題が出題されるようになりました。大問3は定番の微積分で決して難問ではないですが、計算量がかなり多いです。大問2は、記述式の試験で出題するのがふさわしいような問題で難易度が高いです。
短時間で得点するためには、定型的な解法が瞬時に浮かぶことと、正確かつ迅速な計算力が必要です。日頃から面倒がらずにきちんと計算をすることを心掛けましょう。
岩手医科大学の数学は、2014年度までは標準的な出題が多く、医学部の中では基礎学力を重視する大学でしたが、2015年度以降は難化したので、注意が必要です。
[理科]については省略します。詳しく内容をしりたい人は、こちらをご購入ください。
別の機会に面接試験と小論文試験を解説予定です。
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