現役の医師のみなさまが、「医師を志したきっかけ」はいったいどのようなものだったのでしょうか?現役医師300名にご協力いただいて、2014年11月に実施したインターネット調査結果をお伝えします。
「人を救う仕事に興味が…」がトップ!
2015年10月に「医学部面接試験の重要性」について、面接試験で質問される内容のトップ2が『本学志望の理由』と『医師をめざす理由』であると書きました。この質問を面接試験で求められた場合に、受験生の中には、本音では「成績が良いから」や「将来、就職に困らないから」「高収入が約束されるから」と考えていて、その通りに答えたならば、面接試験の評価は下がります。参考として、10/27(火)のブログをご覧ください。
そこで気になるのは、既に医師となった方々は本音のところ、何がきっかけだったのかをお話します。
下のグラフをご覧ください。
トップは「人を救う仕事に興味を持って」です。医学部は他学部とは違い、「医学部入学≒医師≒就職」のために、「人を救う」ことが医学部をめざす前提になることは、当然こうあって欲しい回答です。
「親など、身近かな医療関係者が働いている姿をみて」「親が病院を経営していたので」も、その通りだと思います。
「成績が良かったので」「収入面など、待遇に惹かれて」「肩書きなど、名声に惹かれて」など、正直な回答だと思いますが、面接試験で答えてはいけないような回答もあります。
また、今現在のの受験生ではないために「地域医療に貢献したくて」や「医療マンガ・ドキュメンタリー・ドラマ」関連も少ないように感じます。
みなさんは本音のところ、「医師を目指す理由」はどのようなものでしょうか?実際の面接試験では、面接官を納得させる回答をしなければならないことは、10/27(火)のブログでお伝えしました。
本日お伝えした現役医師の意見も参考にしながら、面接試験で合格を勝ち取れる自分自身の答を考えてみましょう。