兵庫医科大学の推薦入試が11/15(日)に実施されます。
兵庫医科大学推薦入試
兵庫医科大学の推薦入試の定員は、一般公募制は約10名、地域枠は5名以内となっています。(2015年度の一般公募制の定員は15名でしたが、2016年度から5名減の10名になりました。)
一般公募制:全日制普通科で、評定平均値がそれぞれ4.0以上の現役生。
地域枠:兵庫県内の全日普通科高校に在籍または卒業し将来は当該地域で地域医療に貢献する人。評定平均は、現役生は4.0以上、1浪は4.2以上。
選考方法は、書類審査、基礎学力検査(英語・数学・理科)、小論文、面接です。
基礎学力検査となっていますが、決して基礎レベルからの出題ではありません。昨年の生徒が受験した後に書いてくれた2015年度「受験レポート」から簡単に解説します。
英語は、比較的、時間に余裕があったようです。2014年度は自由英作文の出題がありましたが、2015年度は出題されていません。
数学は60分の試験時間で、数ⅠAⅡBの範囲から12題が出題されており、解答時間が足りなかった人が多かったようです。
理科は物理・化学・生物から2科目選択です。どの科目も分量が多いようです。2015年度については、物理は「原子物理」から出題をされており、勉強をしていなければ解答できなかったと思います。化学は理論と無機中心の出題で、計算量が多く複雑でした。生物は、考察問題も出題され、また記述・論述の分量も多いです。
面接試験は何を注意すれば良いのか?
面接試験は個人面接で実施されます。2015年度に関してメディカルラボで兵庫医科大学の推薦入試を受験した生徒達の話をまとめると、次の通りです。
面接官は3名で、生徒の話だと圧迫面接ではないようなので、元気よくハキハキと答えることが大切だと思います。
主な質問内容:
推薦書や調査書に書かれている内容からの質問が多くを占めるようです。下記は質問内容の一例です。
●医師をめざした理由
●兵庫医科大学を志した理由
●出身高校のこと(部活など)
●趣味
●地域医療
●最近、読んだ本
●医療以外のニュース
●(女子受験生の場合)医師として続けていく覚悟はあるか
など。