2016年度私立大医学部の入試変更点について、入試動向に影響を与えそうな点についてお伝えします。
今回は東海大学です。
医学部入試の変更点はここを注意!
試験日や試験科目、入学定員、入試難易度などの変更は、志願者の流れに影響を与えます。
東海大学
①一般試験の定員が60名(10名減)となりました。
②英語の配点が150点から100点となりました。これに、数学100点、理科(1科目)100点の合計300点となります。
③センター利用が、前期と後期の方式で新設。定員は、前期10名、後期若干名で募集。センター試験(1次試験)の受験科目は、英語・数学・理科(2科目)で受験できます。1次試験合格者に対して、2次試験が行われます。前期は小論文・面接試験、後期は面接試験となります。
ここがポイント!
※昨年までの一般試験は、英語の配点比率が高いために英語の得意な受験生が有利でしたが、2016年度からは数学や理科と同じ配点比率となり、必ずしも英語が得意な受験生に有利とはなりません。メディカルラボの一部の生徒も、戦略を変える必要が出てきます。
※定員が10名減ることで難易度アップの可能性があります。
※英語の試験時間は、これまでと変わらずに70分なので、問題分量や内容が大きく変わることは今の段階ではなさそうです。
※理科は1科目選択ですが、科目間の格差を是正するために、標準化(偏差値)を行います。東海大学の過去問を見ると、生物が難しいことが多く、この場合には生物が得意な受験生には有利に働くこととなります。
発刊を記念した「医学部入試合格ガイダンス」を全国で開催します。
今年も、毎年恒例の「医学部入試合格ガイダンス」を実施いたします。10/1に発行の「全国医学部最新入試受験情報」から、「これだけは押さえておいた方が良い情報」をピックアップ・分析してご説明いたします。また、分量の関係で本には記載していない内容や、開催会場に応じた「ここだけの話」も盛り込みながらお話しいたします。
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