2016年度の近畿大学の入試で変更があります。志願者の動向に影響を与えそうです。
近畿大学の入試変更点はここを注意!
近畿大学
■一般・前期
定員が5名減って合計65名。
■センター利用(C方式)・前期
定員が4名増えて合計10名
2次試験(面接・小論文)を実施。
■センター利用(C方式)・中期
定員が1名増えて合計3名
2次試験(面接・小論文)を実施。
ここがポイント!
※合格難易度が上昇している近畿大学。一般・前期の定員が5名減ったことで、ますます難しさが増しそうです。前期で減った5名の定員は、「センター利用」の前期と中期に振り分けられます。
※これまで「センター利用」は、センター試験の成績のみで合否が決定していました。そのため、2次試験を受験する必要が無く、関西地方以外に在住の志願者にとっては、併願がしやすかったこともあり、多くの志願者を集めていました。
※センター利用・前期は、センター試験の必須科目も、英語・数学・理科(2科目)、中期は英語・数学・理科(2科目)・国語(近現代のみ)となっており、地歴・公民が必要でないため、私大専願者にはとても受験しやすい大学です。
※「センター利用」は募集定員は少ないですが、繰上合格者を多く出すために、2015年度の実質倍率は、一般・前期の7.7倍に対して、センター利用・前期11.5倍、中期13.0倍と著しく高いわけではありません。
※近畿大学は、全ての日程で「数学」の出題範囲が『数学ⅠⅡAB』となっています。一般入試で「数学Ⅲ」を課さない私立大学は、近畿大学と帝京大学の2大学のみです。
人気の高い近畿大学医学部。2016年度も、一般・センター利用ともに、2015年度と大きく変わらず多くの志願者を集めると思います。