2016年度の鳥取大学の前期・後期試験で、面接試験の配点が変更されました。
鳥取大学医学部の入試変更点はここを注意!
国公立大学・私立大学を問わず、医学部一般入試の特徴の1つに『面接試験』の実施があります。医学部では、ほぼ全ての大学で面接試験を実施します。鳥取大学は2016年度に面接試験の配点を変更します。
鳥取大学
①前期と後期の2次試験で、面接試験の配点が200点から100点に変更。
ここがポイント!
※鳥取大学前期の2次試験は、英語と数学、面接です。2015年度までは、各200点満点でしたが、2016年度からは、面接試験の配点のみが、これまでの半分の100点満点となります。
※2016年度の後期試験2次試験は、前年度と同様に面接試験のみですが、前期試験と同様に100点満点へと変更になります。
※2015年度までの面接試験は、個人面接で行われ、「社会常識、問題意識、動機などについて質問をし、その対応で医師にふさわしい資質・思考の柔軟性、発言の論理性等を総合的に評価する」としていました。2016年度につきましては、募集要項には何も記載されておらず、大学に確認をしたところ11月初旬に発行される募集要項で発表予定のようです。
※前期試験の「センター」対「2次」の配点比率は、900対500となり、今まで以上にセンター試験が重視されることとなりました。2次試験 で理科がないことも、鳥取大学入試の特徴の1つです。センター試験で高得点逃げ切りを狙う受験生が増えるかもしれません。また、面接試験の配点が半分になったことで、他県から鳥取大学を志願する受験生の増加も見込まれます。後期試験は「センター」対「2次」の配点比率が、900対100となり、前期試験以上にセンター試験の配点比重が大きくなります。