2017年度国公立大医学部の入試変更点について、入試動向に影響を与えそうな点についてお伝えします。
九州大学医学部の入試変更点はここに注意!
■出願する際に、「志願理由書」の提出が追加されました。
詳しくは、九州大学のホームページ(ここをクリック)をご覧ください。
ここがポイント!
2016年度現在、大学単位で見ると医学部で面接試験を実施していない大学は、東京大学と九州大学の2大学のみです。東京大学は2018年度から面接試験を実施(復活)します。
2018年度以降で、面接試験を実施しない大学は九州大学のみとなります。2017年度からは「志願理由書」を出願時に記入・提出させることで、ホームページには「医師としてあるいは医科学分野の研究 者として活躍することの明確な目的意識をもった学生を望んでおり…」と記載されています。また、併せて「経歴書」の提出も必要で、ここには『学歴』『職歴』『賞罰』を記入しなければなりません。
「志願理由書」を得点化するのかなど、大学側がどのように扱うかは公表されていません。ホームページには、「この志願理由書は、出願者自らが医師あるいは医科学分野の研究者として 活躍することの明確な目的意識をもっていただくとともに、新たな入学者選抜方法の検討のために利用いたします。」と書かれています。
面接試験は実施されませんが、合否に何らかの影響を与える可能性があるものと考えて、「志望理由書」提出の時には十分考えて書かなければなりません。