2017年度国公立大医学部の入試変更点について、入試動向に影響を与えそうな点についてお伝えします。
神戸大学医学部の入試変更点はここに注意!
定員、配点、推薦出願資格に変更点があります。
■募集人員
[前期]:77名→92名
[AO]:25名→10名
■配点
[センター]
2016年度:英語(75点)、数学(50点)、国語(125点)、理科①(25点)、理科②(25点)、地公(75点)
合計:375点
⇒
2017年度:英語(80点)、数学(80点)、国語(80点)、理科①(40点)、理科②(40点)、地公(40点)
合計:360点
[2次配点]
2016年度:英語(125点)、数学(150点)、理科①(75点)、理科②(75点)、面接(50点)
合計:475点
⇒
2017年度:英語(150点)、数学(150点)、理科①(75点)、理科②(75点)、面接(点数化しない)
合計:450点
■推薦入試(地域特別枠)
出願資格
2016年度:兵庫県内の高校出身者で、2浪まで
⇒
2017年度:兵庫県内、または県外の高校出身者で1浪まで
(県外生は、出願時において、本人または保護者のいずれかが3年以上継続して兵庫県に在住している者)
ここがポイント!
神戸大学医学部は、前期試験の配点を変更しました。
センター試験は、国公立大学の中でも少し複雑な傾斜配点を行ってます。今回の変更では、国語や地歴公民の配点が下がりました。
2次試験では、面接試験を得点化しなくなり、英語の配点がアップしました。
トータルして言えることは、英語、数学、理科の配点がアップし、文系科目である国語や地歴公民の配点がダウンしました。
2次試験で、面接の得点化がなくなったことで、学科試験の比率が高まり、今までよりも2次の学科試験での対策が必要となります。
面接試験は、適性に大きく欠ける場合は、筆記試験の得点にかかわらず不合格とするようなので、最低限の面接試験対策は必要となります。