2019年度広島大学医学部の入試変更点について、入試動向に影響を与えそうな点についてお伝えします。
広島大学医学部の入試変更点はここに注意!
■募集定員の変更
2018年度
前期:75名
後期:20名
⇒
2019年度
前期:90名
後期:5名
■第1段階選抜基準
2018年度
前期:8倍
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2019年度
前期:7倍
■名称変更
2018年度
一般入試
AO入試
推薦入試
⇒
2019年度
一般入試
広島大学光り輝き入試
※AO入試・推薦入試(ふるさと枠)の総称:「広島大学光り輝き入試」
ここがポイント!
前期の定員が15名増えて計90名になります。この変更は、広島大学を第一志望校にしている受験生にとってチャンスが大きく広がることになるでしょう。
後期試験の配点は、センター試験900点、2次試験100点です。2次試験は「面接」のみでした。つまり、圧倒的にセンター試験の得点比率が高いため、後期日程で合格者するためには、センター試験で非常に高得点を求められました。2018年度の後期日程合格者のセンター試験最低得点は900点満点で832点でした。得点率に換算すると約92%となります。これは、圧倒的に前期日程よりも難しことになります。
広島大学の前期日程は、少しだけ易化する可能性があります。逆に後期日程は、これまで以上に難化するでしょう。
前期日程の第一段階選抜基準は、前期の定員が15名増加することにより変更されました。これに関して、大きな影響は出ないと思います。
「広島大学光り輝き入試」のAO入試には、「総合評価方式」と「対象別評価方式」があります。
「総合評価方式」は、『MD-PhD コース』(研究者養成を視野に入れたコース)へ進学しなければなりません。「対象別評価方式」は、『国際バカロレア入試』ですが、2019年度は国際バカロレア入試はスコアや外部英語検定試験の変更があります。
詳しくは、大学のホームページでご確認ください。