2017年度　医学部入試　一般入試の変更点【広島大学医学部】

医学部最新受験情報 2016年08月20日

2017年度国公立大医学部の入試変更点について、入試動向に影響を与えそうな点についてお伝えします。

広島大学医学部の入試変更点はここに注意！

前期試験の第一段階選抜基準に変更点があります。

■第一段階選抜基準の変更
[前期]
2016年度：10倍
⇒
2017年度：8倍

ここがポイント！

広島大学医学部は、第一段階選抜基準を変更しました。

10倍から8倍に変更しますが、大きな影響はないと思います。
2016年度の入試結果を見てみましょう。定員が75名で第一段階選抜基準が10倍、つまり750名が前期２次試験を受験することができましたが、結果は志願者数578名で、合格基準人数の750名（定員75名×10倍）以下だったので、志願者全員が合格となりました。

仮に2016年度の第一段階選抜基準を8倍で実施していても、不合格者は出ない結果となっていました。
600名（定員75名×8倍）＞ 578名（2016年度志願者数）

入試の変更点は、医学部の志願者動向に影響を与えます。

2017年度の広島大学医学部は、前期試験の第一段階選抜基準が変更点となります。

■第一段階選抜基準の変更[前期]
2016年度：10倍→2017年度：8倍

10倍から8倍に変更しますが、大きな影響はないと思います。

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プロフィール

医系専門予備校　メディカルラボ　情報研究所　　所長山本雄三

前職では河合塾で校舎運営や本部運営に携わる。その後、医系専門予備校メディカルラボに入社後、福岡校の校舎長を経て、「メディカルラボ情報研究所」所長に就任。医学部入試情報を独自に収集・分析し、学習カリキュラムや指導に反映。全国で開催する医学部入試に関するガイダンスの企画・講演や、同予備校監修の『全国医学部最新受験情報』の企画・構成を担当。九州大学卒業、福岡市生。