2017年度私立大医学部の入試変更点について、入試動向に影響を与えそうな点についてお伝えします。
藤田保健衛生大学(一般・センター利用)の入試変更点はここに注意!
一般入試とセンター利用入試、学費の変更点についてお伝えします。。
■一般入試
◆[募集人員]
2016年度:
前期:70名、愛知県地域枠:10名(前期試験と同日)、後期:15名
⇒
2017年度:
前期:90名(地域枠10名含)、後期:廃止
◆[試験時間]
英語(80分)、数学(80分)、理科(120分)
⇒
2017年度:
英語(90分)、数学(100分)、理科(120分)
◆[試験会場]
2016年度:
名古屋、東京、大阪、福岡
⇒
2017年度:福岡会場の廃止
名古屋、東京、大阪
■センター利用入試:後期日程の新設
◆[募集人員]
2017年度:後期新設、前期増員
前期10名、後期10名
[試験科目](後期)センター5教科7科目
英語・数学・理科(2)・国語・地歴公民
■学費
2016年度:
初年度:720万円、6年間総学費:3620万円
⇒
2017年度:
初年度:630万円、6年間総学費:2980万円
ここがポイント!
■一般入試の後期試験が廃止され、これまでも実施していたセンター利用入試に、後期試験が新設されました。
■一般入試の定員が90名(地域枠10名含)となり、1次試験は昨年と同様に他大学の入試日と重複しないため、志願者が2016年度以上に集まる可能性があります。
■一般入試の後期試験は1471名(2016年度)の志願者を集めましたが、この数の志願者がそのまま後期センター利用を受験することはないでしょう。と言うのも後期のセンター試験は、5教科7科目で受験しなければなりません。私立専願者が受験をしようとすると、国語だけでなく地歴公民の対策も必要となるからです。
■学費が大きく下がり、2千万円台後半となりました。これに伴い、2016年度に実施していた「前期の特待生制度」は廃止となります。
学費が下がると、志願者が増えてボーダーライン偏差値も上がる傾向があります。
■一般入試は定員が増えて学費が下がり、また1次試験は他大学と重複しないので志願者が増えるでしょう。