福岡大学医学部の1次試験は2/2(火)に実施されます。
今回は、一般試験の対策や注意点についてお伝えします。
福岡大学医学部の受験はここに注意!
福岡大学の1次試験日は2/2(火)に実施されます。帝京大学と東海大学の1次試験と重複します。
1次試験は、福岡、東京、名古屋、大阪で実施されます。
英語と数学のチェックポイント!
[英語]
2015年度に出題された英語の分析を見てみましょう。
[全体の難易度]:標準
[前年との難易度の変化]:難化
[時間に対する分量]:適量
[設問別の分析]
例年通り大問5題で、出題内容に大きな変化はありませんでした。発音・文法・語句整序は標準的な問題であり、唯一の記述箇所である英文和訳の難易度も高くありません。しかし大問2の長文は例年と比較すると、内容自体は難解ではありませんでしたが、選択肢が紛らわしかったため全体的にはやや難化しました。対策としては標準的な文法・整序・発音問題集と 、600~700語程度の読解問題を中心に演習をしましょう。差がつきやすい大問1の英文和訳問題にも慣れておく必要があります。
英語は、これまで問題全体の難易度は[易]レベルの出題でしたが、2015年度はやや難化したため、2016年度もこの傾向が続くかもしれませんので、2014年度以前の過去問を解けるだけで満足してはなりません。
読解問題の英文素材は、2015年度は「人文系」からの出題でしたが、2014年度は、『人間や高等動物の持つ推理力』など科学系がテーマでした。
[数学]
2015年度に出題された数学の分析を見てみましょう。
[全体の難易度]:標準
[前年との難易度の変化]:難化
[時間に対する分量]:適量
[設問別の分析]
大幅に難化しました。大問3は数Ⅲの微積分の問題で、基本的な問題が多いので確実に得点をしたいです。大問1、大問2の小問は、全範囲から出題されていますが、場合の数・確率、ベクトル、数列が頻出問題です。基本的な問題が中心ですが、考えさせられる問題が出題される年もあります。2015年度は、大問2が難化しました。苦手分野を作らないように、基本レベルの入試問題集で数多く演習しておきましょう。試験時間には余裕があるので、よく見直しをしてミスのないようにすることも大切です。
英語同様に数学も、これまで問題全体の難易度は[易]レベルの出題でしたが、2015年度は難化したため、2016年度もこの傾向が続くかもしれませんので、2014年度以前の過去問を解けるだけで満足してはなりません。唯一の記述問題である大問3は差がつき易いので、過去問解答後には第三者に添削をお願いしましょう。
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別の機会に面接試験と小論文試験を解説予定です。