藤田保健衛生大学の推薦入試が11/8(日)に実施されます。
藤田保健衛生大学推薦入試の面接試験
藤田保健衛生大学の推薦入試は、受験資格の1つである評定平均の基準がありません。そのために多くの志願者を集めることで有名です。2015年度の実質合格倍率は推薦入試で13.2倍、一般入試(前期)で6.2倍だったので、一般的な大学と倍率の高さが逆転しています。
選考方法は、書類審査、学習能力適性検査(英語・数学・小論文)、個人面接となっています。
藤田保健衛生大学は、推薦入試の学習適性検査の過去問を公表しているため、受験予定の人は今のこの時期は万全な対策ができていると思います。
昨年までの数学(「数理的問題」)は一般入試のⅠA範囲を中心に特徴のある問題を出題していましたが、出題傾向が変わるかもしれないことを、10/4(日)のブログでお伝えしました。英語(「英文問題」)は一般入試の問題分量を減らした出題がされていました。参考までに、これまでの過去問をまだ入手していない人は、ここから入手できます。
推薦入試は、人物重視となるために個人面接が非常に重要となります。面接試験がどのように行われたのか、また、どのような質問がされたのかをお伝えします。以下は全て、メディカルラボで藤田保健衛生大学の推薦入試を受験した生徒が協力してくれた「推薦入試・受験レポート」から抜粋しています。
試験時間:約15分
面接官の人数:4人
主な質問内容:
●医師の志望理由
●藤田保健衛生大学を受験した理由
●尊敬する人
●何科(内科など)を目指しているか?
●協調性を持って高校時代を過ごせたか?
●理想の医師像
●地域医療について
●臨床医と研究医について
●女性医師が働きやすい環境について
●高校時代のこと(部活や生徒会)
●浪人してまで医学部を目指す理由
●長所・短所について
●家族構成
●医師である父の働く姿をみて感じたこと
●最近の気になるニュース
●脳死した患者の臓器提供
●iPS細胞とSTAP細胞の研究について
●エボラ出血熱の対応について
など
ご覧いただけたらわかるように、面接試験で聞かれる一般的なことが多く質問されています。
圧迫面接ではなく、全体的に穏やかな雰囲気で面接試験が行われているようです。
最後に2015年度の面接試験で質問された内容について、再度、確認をして万全な態勢で試験に臨みましょう。