藤田保健衛生大学の面接試験で変更点が発表されました。
面接試験はここに注意!
藤田保健衛生大学医学部の推薦入試、一般入試、センター利用入試の入試区分で、面接試験の形式や内容が大きく変わります。
以下は、藤田保健衛生大学のホームページから転載です。
昨年までの医学部入学試験の面接試験は、受験生1人に対して4名の面接官が志望理由や高校時代の活動などの質問をするものでしたが、2017年度入試から面接方法を大きく変更します。 【変更後の面接方法】
受験生1人に対し、1名の面接官が、例えば葛藤をともなうシチュエーションでどのように行動するのかを質問し、受験生の方に5分間で説明してもらいます。この間、面接官は新しい別の質問はしませんので、ひとつの質問について、5分間の中で、できるだけ具体的に自分がとる行動を説明します 。5分の時間が過ぎると、回答途中であってもその質問は終了となり、隣の部屋に移動し、次の面接官から受ける別の質問に対して、自分がとる行動を5分間で説明します。 推薦入試とセンター試験利用入試(前期・後期)では、これを8回繰り返して8問の質問に答えますが、一般入試の面接は質問の回数を減らして4回の 質問で行います。 推薦入試ではこの方式の面接の他に、5~6名のグループに分かれ、与えられたテーマ・課題についてディスカッションを行ってもらいます。このディスカッションには面接官は加わらず、受験生だけで行います。
(注) 面接時間は8分間とご案内しておりましたが、5分間に変更となりました。
※新しい面接方法について、具体的に理解していただくための映像資料を10月28日に公表する予定です。 |
面接試験の変更は、11月に実施される推薦入試から適用されるようです。
推薦とセンター利用入試は、5分の面接試験が8回も実施されます。合計では、40分間の面接試験がおこなわれることとなります。(一般入試は、5分×4回)
ホームページには「例えば葛藤をともなうシチュエーションでどのように行動するのかを質問し~」とありますが、これは何を意味するのか?『ガンの告知』など医療に関する質問なのか、『格差拡大の是非』など医療以外のことなのかも気になります。
2016年度の推薦入試の面接試験でも『葛藤』をともなう質問がされていました。例えば「高齢の末期がん患者が、痛くて苦しんでいて、安楽死したいと言っています。あなは医師としてどうしますか?」「胆管がんが見つかりました。あなたは医師として、手術が最良の治療法だと考えましたが、患者は民間療法で治したいと言います。どうしますか?」などが、これにあたると思います。
推薦入試では、これに加えて新たにグループディスカッションも実施されます。ここでは、「面接官は加わらず、受験生だけで行います。」となっているため、誰かが司会進行役をやらなければなりません。
個人面接はこれまでの過去に質問されたことを参考に対策を立てることが必要です。また、グループディスカッションは、ある程度、模擬練習を行う必要があると思います。
なお、10/28(金)に公表される映像資料は、必ず見ておきましょう。
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