私立大学医学部の1次試験の会場については、先日のブログで東京を中心に受験を考える場合には、ほとんどの大学を受験することが可能だとお伝えしました。
今回は、東京で受験をする場合の注意点です。
試験会場まで無事に到着できるか?
入学試験で自分の実力を発揮できるかどうかの条件は幾つかあります。何といっても、先ずは試験開始時刻までに、余裕を持って試験会場の決められた席に着席できるかではないでしょうか。
少しでも平常心で、試験に臨むためにも、下記の点は考えておく必要があります。
①試験会場は確認できているか?
②会場までの交通機関は把握できているか?
③朝のラッシュ時間帯の混雑状況と所要時間は?
④事故で交通機関が止まった場合の対処は?
⑤試験終了後の移動は?
東京都内に在住の人ならば、①~③については大丈夫な人も多いと思います。しかし、それ以外の人で、東京での試験を始めて受験する人は、予想以上にたいへんかもしれません。試験会場に到着した時は、既に体力を消耗していたなんてことがあると、肝心の試験に影響を及ぼす可能性があります。
また、④については、電車だと架線の事故や人身事故も頻発しています。また、大雪によるダイヤの乱れも考えられます。このあたりのことも考えておく必要があります。例えば、受験する大学の入試課の電話番号を控えておくとか、試験会場までの別ルートを調べておくなどが考えられます。
もし第一志望校の試験日だったら、何としてでも試験会場に到着しなければなりません。
そして⑤ですが、私立大学医学部は少なくても1会場で1000名以上の受験生が一斉に試験を受けますが、終了時間も同じです。試験終了後、すぐにスムーズに試験会場を離れることが不可能な可能性があります。例えば、翌日の試験に向けて他府県に新幹線や飛行機で移動を考えている場合などは、注意が必要です。少し時刻に余裕もった交通機関の予約をするなどが必要かもしれません。
下記は、2018年度私立大学の東京会場での一般1次試験会場をまとめた図で、『2018年度版全国医学部最新受験情報』のP32~P33からのものです。(クリックすると拡大します。データはPDFです)
時間に余裕があり、不安があるのでしたら、前日までに試験開始時刻に合わせて試験会場の下見を行ってみください。
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