2018年度の山口大学医学部の入試に変更点があります。志願者の動向に影響を与えそうです。
山口大学の入試変更点はここを注意!
■前期2次試験の理科
2017年度まで前期2次試験の入試科目は、英語と数学、理科1科目、面接でしたが、2018年度から理科2科目となりました。理科は、物理・化学・生物から2科目選択となります。
2017年度:英語(200点)、数学(200点)、理科1科目(200点)、面接(参考資料)
2018年度:英語(200点)、数学(200点)、理科2科目(200点)、面接(参考資料)
■前期2次試験で2段階選抜を実施
2018年度から前期試験は、定員の『7倍』でセンター試験後に1段階選抜を実施します。
これまでは、2段階選抜を実施していなかったので、センター試験で思うように得点できなかった受験生の出願先になっていました。
ここがポイント!
2018年度から前期2次試験で理科の科目負担増となります。隣県の鳥取大学も理科の科目負担増となります。ただし、これによる理科トータルの配点には変更がありません。
また、前期試験で2段階選抜を実施します。2017年度の山口大学の前期入試では、定員60名に対して志願者が550名でした。もし、『7倍』で1段階選抜を実施していたら、130名が不合格となっていました。
2018年度からの山口大学の志願者は、センター試験の自己採点結果によっては、慎重に出願を考えなければならなくなりました。
国公立大学の前期2次試験で、理科を課さない大学は 、旭川医科大学、弘前大学、秋田大学、島根大学、徳島大学、宮崎大学の6大学です。また、理科1科目で受験できる大学は奈良県立医科大学のみとなりました。
詳しくは、大学のホームページや募集要項でご確認ください。