2018年度の埼玉医科大学入試に変更点があります。志願者の動向に影響を与えそうです。
埼玉医科大学の入試変更点はここを注意!
■一般入試・センター利用入試・推薦入試の募集人員
[一般入試]
前期:約63名→約61名
後期:約45名→約43名
[センター利用入試]
後期:なし→約2名
[推薦入試(特別枠)]
なし→約2名
※定員については、他大学も含めて文科省に認可申請中のため、変更される可能性があります。11月以降に決定され次第、各大学より公表されます。
ここがポイント!
埼玉医科大は、私立大の中では一般入試で後期試験を実施する数少ない大学です。その中でも後期試験の定員が他大学よりも多い大学で、毎年、全国から2,500名以上の志願者を集めています。一般入試は前期も後期も各々定員が2名減ります。これによる影響は少ないでしょう。
センター利用入試は、新たに後期日程を増設しますが、定員は約2名と少ない募集です。
推薦入試は、これまで実施していた一般公募と指定校の募集人員約10名には変更がありませんが、新たに特別枠(約2名)を増設しました。出願資格は現役生と1浪生までで、次の内容が求められます。
「 英語資格検定試験の好成績取得者(英検1級、TOEFL(ITP・PBT)600 以上、TOEFL iBT 100 以上、TOEFL CBT 250 以上、TOEIC 900 以上、IELTS 7.0 以上等)、あるいは科学オリンピック等に参加し好成績を納めた者(日本数学オリンピックの予選合格者、全国物理コンテスト(物理チャレンジ)の一次合格者、化学グランプリの一次合格者、日本情報オリンピックの予選合格者、日本生物学オリンピックの予選合格者、日本地学オリンピックの予選合格者等)ならびに高校生科学技術チャレンジの入賞者、日本学生科学賞の入賞者、またはそれらと同等 の入賞実績のある者。」(埼玉医科大学HPより転載)
推薦入試の特別枠の出願は、かなりハードルが高いかもしれませんが、該当する人にはチャンスが広がります。