2018年度の藤田保健衛生大学入試に変更点があります。志願者の動向に影響を与えそうです。
藤田保健衛生大学の入試変更点はここを注意!
今回は、その1をお伝えします。
■一般入試
後期日程の新設
定員:募集なし→約5名
■面接試験の点数化(一般入試・センター利用)
配点:点数化せず→100点(面接と調査書等と合わせて)
※センター利用は、2017年度も面接は100点の配点だったが、「面接と調査書等」を合わせて100点になった。
■愛知県地域枠(一般入試)の出身都道府県に関する出願資格
出身都道府県:問わない→愛知県内の高校出身者、または本人か保護者が県内在住者
■センター利用枠の定員変更
後期日程
10名→約5名
■センター利用枠のセンター試験の配点
前期配点
英語:200点→250点
数学:200点→250点
理科(2):200点→250点
国語:100点(近現代以降)→100点(全範囲)
地歴公民:なし→50点
合計:700点→900点
後期配点
英語:200点→250点
数学:200点→250点
理科(2):200点→250点
国語:200点→100点
地歴公民:100点→50点
合計:900点→900点
※定員については、他大学も含めて文科省に認可申請中のため、変更される可能性があります。11月以降に決定され次第、各大学より公表されます。
ここがポイント!
一般入試の後期日程が一昨年振りに復活しました。2016年度の後期日程は定員15名に対して志願者は1,471名もいました。2018年度は定員が1/3の約5名と大幅に減少します。試験科目は前期日程と同じです。1次試験は名古屋以外にも東京で実施されます。なお、これに伴う前期日程での定員変更は発表されていません。
また、一般入試やセンター利用はこれまで点数化していなかった面接試験を、点数化することになりました。配点は「面接と調査書等」を合わせて100点となります。
センター利用も、配点や国語の出願範囲が変更となっています。センター利用の前期は、国語が全範囲からの出題となり、地歴公民も試験科目に加えられたことで、私大専願者は出願しづらくなりました。
面試試験が点数化されましたが、配点が100点もあることから面接試験対策は万全に行う必要があります。2017年度はMMI方式で面接試験が実施されましたが、戸惑った受験生も多かったと思います。
詳細は、藤田保健衛生大のホームページや募集要項でご確認ください。