杏林大学の1次試験は1/19(金)に実施されます。
今回は、一般試験の対策や注意点についてお伝えします。
杏林大学医学部の受験はここに注意!
1次試験会場は、東京(五反田TOCビル)ですが、定員超過の場合は本学の三鷹キャンパスでも実施されます。
英語と数学のチェックポイント!
2017年度に出題された英語と数学の分析を見てみましょう。
[英語]
[全体の難易度]:やや難
[前年との難易度の変化]:難化
[時間に対する分量]:多い
[設問別の分析]
形式に変化はありませんが、大問3と4-2が難化したことで、全体的な難易度もやや難となりました。大問4は2016年度までは、問題の抽象度が高く内容を理解しにくかったですが、2017年度は物語形式となり比較的分かり易くなりました。しかし大問4-2が英文自体はそれほど難しくないものの、設問が難化したためやや解きにくくなったようです。長文2題と小問25題を60分で解答しなくてはならないため、時間配分を考慮した対策が必要です。大問3の「誤り指摘」は苦手とする受験生も多いので、特化した問題集を最低1冊は使って演習をするとよいでしょう。
[数学]
[全体の難易度]:やや難
[前年との難易度の変化]:難化
[時間に対する分量]:多い
[設問別の分析]
数年前の難易度に戻りました。古典的なテーマが多いですが、考え方や計算のレベルが高いので、大問4以外は時間内に完答するのは難しいでしょう。誘導に乗り、速く正確に解くことが求められます。全範囲の基本的な解法を習得した後に、過去問を使って時間配分や誘導に乗ることを意識した練習が必要です。完答を狙わずに解きやすい問題(たとえば2017年度なら大問2と4)から確実に解いていくといった姿勢も大切です。
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別の機会に面接試験と小論文試験を解説予定です。