近畿大学医学部の前期1次試験は1/24(日)に実施されます。
今回は、一般試験の対策や注意点についてお伝えします。
近畿大学の受験はここに注意!
近畿大学医学部の前期1次試験日は1/24(日)で、埼玉医科大学、川崎医科大学の1次試験と重複します。
1次試験会場は、大阪(狭山キャンパス、東大阪キャンパス)、東京、名古屋、広島、福岡(福岡市と北九州市)で実施されます。大阪で受験する人は試験会場が2ヶ所あるため、受験票に記載されている会場を確認しましょう。
英語と数学のチェックポイント!
[英語]
[全体の難易度]:やや難
[前年との難易度の変化]:変化なし
[時間に対する分量]:適量
[設問別の分析]
例年通り、文法・語彙2題、英作文1題、長文問題2題の計5題で、試験時間90分で、この分量なら余裕を持って解答できます。文法・語彙問題では難易度の高い語彙・慣用句が出題され、長文中でも難解な語句が問われます。さらに、大問2の正文選択は他大学ではあまり見られない形式です。これらの近畿大学特有の傾向には、一般的な問題集だけでは十分に対応できないため、近畿大学の一般入試と推薦入試の過去問を最低5年分は演習する必要があります。
英語は、毎年、全体難易度が[やや難]レベルの出題です。ここ数年、読解問題は、2題出題されており1題は約350~400語、もう1題は600~650語のワード数です。
[数学]
[全体の難易度]:易
[前年との難易度の変化]:易化
[時間に対する分量]:適量
[設問別の分析]
出題範囲は数Ⅰ・A・Ⅱ・Bで、図形が絡んだ問題が多く出題されます。定型問題が中心ですが、場合分けが複雑であったり、解答が長くなる問題が出ることもあり、問題ごとの難易度の差が大きいです。短時間でミスなくこなす集中力が必要です。過去問と似た問題が出題されることもあるので、過去問は必ず解けるようにしておくべきです。また、誘導問題が多いので、誘導に乗ることが苦手な人は、誘導形式の問題を数多く解いて誘導の意図をつかむ練習をしておくとよいでしょう。
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別の機会に面接試験と小論文試験を解説予定です。