慶應義塾大学医学部の1次試験は、2/19(月)に実施されます。
今回は、一般試験の対策や注意点についてお伝えします。
慶應義塾大学医学部の受験はここに注意!
1次試験会場は、東京(日吉キャンパス)で実施されます。
英語と数学のチェックポイント!
2017年度に出題された英語と数学の分析を見てみましょう。
[英語]
[全体の難易度]:やや難
[前年との難易度の変化]:変化なし
[時間に対する分量]:適量
[設問別の分析]
大問4題で、長文問題3題、自由英作文1題の形式に変化はありません。長文中の設問は空所補充、内容説明、和文英訳、英文和訳ですが、内容説明が中心で記述問題が多く出題されます。普段から文法語法を意識して細部まで英文を読み込み、その後、国公立2次の問題でこれらの設問形式を十分練習しておく必要があります。文法問題の大問はないですが、長文中には前置詞に関する空所補充が頻出であるため、単に暗記するだけではなく、文法書をしっかり学習するとよいでしょう。
[数学]
[全体の難易度]:やや難
[前年との難易度の変化]:難化
[時間に対する分量]:多い
[設問別の分析]
ほとんどが空所補充で記述はわずかですが、かなりの計算量が必要で時間内には解き切れないでしょう。問題によって難易度にもかなりの開きがあり、解答可能な問題を見極める力が必要です。大問1の小問集合は基本的な問題が中心なので確実に得点しなければなりません。また、確率が必ず出題されていて、中でも確率漸化式の出題頻度が高いです。この分野は特に過去問の演習が必要です。後半の総合的な問題はレベルが高く、解法の丸暗記では通用しません。難関国公立レベルの問題で思考力を養っておくとよいでしょう。
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別の機会に面接試験と小論文試験を解説予定です。