川崎医科大学の一般入試の面接試験と小論文試験の対策や注意点についてお伝えします。
川崎医科大学の受験はここに注意!
■面接試験:1/29(金)か1/30(土)の2次試験で実施されます。いずれか1日を大学側が指定します。
■小論文試験:1/24(日)の1次試験で実施されます。
小論文試験は1次試験で実施されますが、その結果は1次選抜では使用されず、2次選抜時に使用されます。
1次の学科試験の注意点は、ココをご覧ください。
面接試験と小論文のチェックポイント!
以下は、川崎医科大学の一般入試を受験した、メディカルラボの生徒が協力してくれた「一般入試・受験レポート」から抜粋しています。
■面接試験
[形式]:個人面談
[面接官の人数]:3人
[配点]:非公表
[試験時間]:10分
[主な質問内容]※特徴のある質問のみ
□寮生活についてどう思うか。寮生活の悪い所は
□先端技術に興味はないか
□医療と医学の違いは
□人に助けられたことはあるか
など
特徴のある質問や答えにくい質問は、ほとんどなかったようです。
新入生は1年間、大学に隣接した学生寮に入らなければならないため、寮についての質問に対する回答は考えておいた方が良いでしょう。大学側の寮生活に対する意図は「医療人に必要なコミュニケーション能力を養うため」ということなので、この質問も含めて、面接試験でどのように振る舞ったら良いかも考えておかなければなりません。
また、願書に記入した事柄について、かなり深く質問をされた生徒もいましたので、再度、何を書いたかを確認しておきましょう。
■小論文
[形式]:課題文型
[配点]:非公表
[試験時間]:50分
[出題内容]
桐野高明著『医療の選択』の抜粋を読んで、2つの問いに答える。
問1:「医療崩壊」とはどのようなものかを、200字以内で述べる。
問2:「治療の有効性を旗印とする医療の限界」について、600字以内で述べる。
課題文の文字数は約1250字で、50分で800字の小論文を作成します。ほとんどの生徒は、解答時間が短かかったと言っていました。課題文は難解ではありませんが、問1に応えるには、「医療崩壊」に関する知識があればあまり迷うことなく200字のマスを埋めることができたと思いますが、何を書くかで時間を取られた受験生も多かったのではないでしょうか。
2015年度は医療に関する課題文から出題されていましたが、2014年度は、小熊英二著の『社会を変えるには』が、2013年度は、野口裕二著『言葉による癒し』が課題文となっていました。2012年度までは、試験時間30分で字数400字でした。
メディカルラボでは、冬期講習で面接試験や小論文試験の対策を行っています。受験大学の出題傾向を踏まえて個別指導で対策を実施します。ぜひご利用ください。