順天堂大学医学部の1次試験は1/21(木)に実施されます。
今回は、一般試験の対策や注意点についてお伝えします。
順天堂大学の受験はここに注意!
順天堂大学医学部は、ボーダーライン偏差値が70を超えており、私大医学部では慶應義塾大学に次いで難しい大学の1つです。
試験日の1/21(木)は、金沢医科大学と1次試験日が重なります。
1次試験会場は、幕張メッセ(千葉市)で実施されます。
英語と数学のチェックポイント!
2015年度に出題された英語と数学の分析を見てみましょう。
[英語]
[全体の難易度]:やや難
[前年との難易度の変化]:変化なし
[時間に対する分量]:非常に多い
[設問別の分析]
長文問題4題(対話文1題を含む)と自由英作文1題の計5題が定番となっています。設問は内容一致など読解中心ですが、同意語選択や空所補充で語彙・語法が問われます。2014年度から新たに加わった欠文補充は、大問3題で出題されました。自由英作文の語数指定がなくなりましたが、語数に比例して点数が上がるため、150語~200語を目安に書きましょう。内容は標準的ですが、これだけの分量を時間内に解答するには、過去問で時間配分の練習を十分に積んでおく必要があります。
順天堂大学の配点は、英語が200点、数学100点、理科100点×2科目です。英語の配点が高いことと、毎年、全体の難易度が「やや難」レベルのため、英語が得意な受験生には有利になる大学です。
読解問題の英文素材は、「医療系」「科学系」「人文・社会系」など広い素材から出題されています。
[数学]
[全体の難易度]:やや難
[前年との難易度の変化]:難化
[時間に対する分量]:多い
[設問別の分析]
全般的に、出題のねらいがつかみにくい問題が多く、計算量もかなり多いのが特徴です。大問1の小問は難易度の開きが大きいので、問題の見極めも重要な要素となります。大問2はセンター形式の誘導問題で、年度によって難易度にばらつきがあります。じっくりと考えている時間はないので、定型問題は見てすぐに解き始めることができるようにしておく必要があります。2015年度は、定番の定義・証明問題が出題されなかったです。
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別の機会に面接試験と小論文試験を解説予定です。