自治医科大学の1次試験は1/25(月)に実施されます。
今回は、一般試験の対策や注意点についてお伝えします。
自治医科大学の受験はここに注意!
自治医科大学の1次試験日は1/25(月)で、日本医科大学の1次試験と重複します。1次試験会場は、各都道府県が指定する会場で実施されます。つまり、1次試験は、自治医科大学のある栃木県まで受験に足を運ばなくても良いと言うことです。
医療に恵まれないへき地等における医療の確保向上及び地域住民の福祉の増進を図るため設立されました。地域医療に責任を持つ全国の都道府県が共同して設立した学校法人によって運営されています。
よって最終の合格者は、各都道府県から若干名(2~3名)選抜されることとなります。
英語と数学のチェックポイント!
[英語]
2015年度に出題された英語の分析を見てみましょう。
[全体の難易度]:やや難
[前年との難易度の変化]:変化なし
[時間に対する分量]:多い
[設問別の分析]
試験時間60分で長文問題3題、小問25問すべてマーク式解答という形式に変化はありません。長文の内容は2014年度より易化しましたが、長文の語数が500語以上増えました。設問は内容に関する出題が中心ですが、語彙に関する出題も多く見られます。長文の総語数約2350語を、60分で読解するのは容易でありませんが、大問1などは精読しなくても十分正解できるため、要領よく解答する練習が不可欠です。センター試験や本学の過去問で時間を意識しながら演習するとよいでしょう。
英語は、毎年、全体難易度が[やや難]レベルの出題です。読解問題の英文素材は、「人文系」「社会系」「科学系」から1題ずつ出題されていましたが、2015年度は「科学系」の出題はありませんでした。
[数学]
2015年度に出題された数学の分析を見てみましょう。
[全体の難易度]:標準
[前年との難易度の変化]:変化なし
[時間に対する分量]:非常に多い
[設問別の分析]
ほぼすべての範囲から出題されます。答はすべて1桁の整数になるように作られています。やや思考力を要する問題や複雑な計算が必要な問題もありますが、教科書レベルの基本的な問題が中心で、わずかな時間で解答できる問題が多いのが特徴です。解ける問題から確実に解いていくなど、かなり要領よく処理していかないと確実に時間が不足します。全範囲の基本事項を確実に覚えた後、教科書傍用の問題集などで短時間に多くの問題を解く練習をするとよいでしょう。
英語も数学も、出題形式や傾向が変わらないため、過去問を解くことで入試問題で求められる力がわかると思います。最低、過去5ヶ年分は演習を行いましょう。全科目全て試験時間に対する問題量が多いので、必ず時間を計って過去問を解答しましょう。
[理科]については省略します。詳しく内容をしりたい人は、こちらをご購入ください。
別の機会に面接試験と小論文試験を解説予定です。