東京慈恵会医科大学の1次試験は2/4(木)に実施されます。
今回は、一般試験の対策や注意点についてお伝えします。
東京慈恵会医科大学の受験はここに注意!
東京慈恵会医科大学の1次試験日は2/4(木)で、自治医科大学、東邦大学、日本医科大学、金沢医科大学、藤田保健衛生大学(前期)の2次試験と重複します。
1次試験会場は、東京(五反田TOC)で実施されます。
英語と数学のチェックポイント!
2015年度に出題された英語と数学の分析を見てみましょう。
[英語]
[全体の難易度]:やや難
[前年との難易度の変化]:変化なし
[時間に対する分量]:適量
[設問別の分析]
大問6題構成は2014年度と同じで、出題形式・難易度にも大きな変化はありません。多岐にわたる分野から出題され、高い語彙力をベースとした読解力・文法力が問われています。60分という試験時間内に解答するためには大問1、大問2の難問に時間をかけ過ぎないことです。大問6の英作文は、2014年度までの特殊な日本語表現がなく解答しやすくなりました。対策としては語彙力をつけ、難易度の高い文法・読解・英作文の問題集を繰り返し演習しておく必要があります。
毎年、大問1の会話文と大問5の読解は難度の高い出題です。大問6の英作文は、2014年度以前の難しい出題に戻ることも考えて対策を行いましょう。
[数学]
[全体の難易度]:やや難
[前年との難易度の変化]:変化なし
[時間に対する分量]:適量
[設問別の分析]
大問1の小問や大問2以降の各問題の前半は、基本的なものばかりなので確実に得点しましょう。微積分の比重が大きいですが、空間図形も頻出です。ここ2年は出ていませんが、証明問題は論理性が要求されており、計算力を重視した問題が多く、しっかりした答案を書くのが大変な問題もよく出題されています。難関大の典型問題をひと通りこなした上で、標準レベル以上の問題集の解答を参考にして、答案作成の練習をしておくとよいでしょう。
例年、「やや難」レベルの問題が出題されています。最後の解答にいたる経過を記述しなければならない問題も多く、しっかりとした数学の学力が求められることを理解した上で、東京慈恵会医科大学の数学の対策を行いましょう。
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別の機会に面接試験と小論文試験を解説予定です。