岩手医科大学の一般入試の面接試験と小論文試験の対策や注意点についてお伝えします。
岩手医科大学の受験はここに注意!
■面接試験:1/29(金)か1/30(土)の2次試験で実施されます。いずれか1日を受験者が選択できます。
■小論文試験:1/20(水)の1次試験で実施されます。
小論文試験は1次試験で実施されますが、その結果は1次選抜では使用されず、2次選抜時に使用されます。
1次の学科試験の注意点は、ココをご覧ください。
面接試験と小論文のチェックポイント!
以下は、岩手医科大学の一般入試を受験した、メディカルラボの生徒が協力してくれた「一般入試・受験レポート」から抜粋しています。
■面接試験
[形式]:個人面談
[面接官の人数]:2人
[配点]:非公表
[試験時間]:15分程度
[主な質問内容]※特徴のある質問のみ
□事前アンケートからの質問(この後に、詳細を書きます)
□なぜ岩手なのか
□岩手県に来たことはあるか
□卒業後はどうするか
□地域医療について
□複数大学に合格した場合に岩手医科大学に入学するか
□自己アピール(約2分)
□今までの人生で何か話すことはあるか
□東北地方に、もう1校医学部ができるがどう思うか
[事前アンケートの内容]
面接試験前にアンケートが配布され、質問内容に「○」「△」「×」で回答をして提出をします。
質問内容は、
□怒りやすいか
□誰とでも仲良くなれるか
□チャレンジ精神はあるか
□どんなときでも約束を守るか
□絶対にバレければ無賃乗車をするか
などです。
試験当日(小論文試験の前)に面接シートを記入・提出してから面接試験を受験します。当然、面接シートの内容からも質問されますので、そのことを踏まえてシートには記入をしなければなりません。面接シートに記入した内容について、面接官からかなり深く質問された受験生もいたようです。
岩手医科大学は、2015年度までは東北地方唯一の私立大学医学部でした。東北地方は、医師不足など医療に関しては深刻な問題を抱えており、できる限り東北地方の医療を支えてくれる人に入学して欲しいため、このことに関係した質問を面接試験で受験生にしています。
ある程度は、模擬面談で練習することにより対策をすることができます。
■小論文
[形式]:課題文型・600字以内
[配点]:非公表
[試験時間]:50分
[出題内容]
□中村桂子著「ゲノムに書いてないこと」を読み、「わかる」ということについて自分の考えを述べる。
小論文は文字数約600字の課題文を読んで、600字の小論文を作成します。試験時間は50分なので、解答時間は少し短いかもしれません。課題文の分量は多くはありませんが、趣旨を理解して考えを整理して、600字の小論文にまとめる力が必要となります。
2014年度と2013年度も医学に関する課題文から出題されていましたが、2012年度は、瀧本哲史著の「武器としての決断思考」が課題文となっていました。
メディカルラボでは、冬期講習で面接試験や小論文試験の対策を行っています。受験大学の出題傾向を踏まえて個別指導で対策を実施します。ぜひご利用ください。